消費者との共創・共感の上に成り立つ「インフルエンサーマーケティング」への注目が高まっています。その可能性と陥りがちな間違いを分析し、その成功法則を解説します。
※本記事は、2019年4月25日刊行の定期誌『MarkeZine』40号に掲載したものです。
アーンドメディアの影響力が増大 「消費者の声」を信じる消費者
これまで多くのブランドは、トリプルメディアのうち、ペイドメディア、オウンドメディアを中心にリソースを割いてきたのではないでしょうか。しかし、インターネットの発達やSNSの登場によって、誰もが簡単につながることができる世界になり、アーンドメディアが消費者への認知や行動により大きな影響力を持つようになりました。
今や購入検討時に、他の消費者のレーティング(評価)やレビューを参考にして商品を購入する購買行動は一般的になりました。消費者が自主的に、そして自由に発信するアーンドメディアの領域では、ブランドが情報をコントロールすることは原則不可能です。これらの背景から消費者は企業からの一方的なメッセージよりも、他の消費者の体験を基にした意見をより真正とする傾向が強くなっています。
このアーンドメディアにおいて、ブランドが取り組める施策として、消費者参加型マーケティングがあります。これは発信者をブランドから消費者にシフトすることにより、消費者に近い立場からブランドメッセージを届けることが可能となります。このメッセージを発信する消費者は影響力をもっていることが前提となり、ブランドにとって正しい人をアサインすることができれば、届けたい人々に、深く伝えることが可能になります。この消費者参加型マーケティングの中でも代表的な施策の一つが、インフルエンサーマーケティングです。
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野村 肇(ノムラ ハジメ)
indaHash Country Manager
大手通信会社を退社後、デジタルマーケティング関連のベンチャーを創業。その後、米マーケティングテクノロジー企業の日本法人創業メンバーとして参画。日本およびアジア圏のパートナーシップ開発を行う。2018年5月から、indaHash日本法人の立ち上げを行い、国内の大手ブラン...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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