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SNS併用が当たり前に、X・TikTokユーザーの約8割がInstagram利用【フラー調査】

 2025年8月18日、フラーは、自社が提供するアプリ市場分析サービス「App Ape」のデータをもとに、「SNSアプリ市場調査レポート2025」を発表した。本レポートは、国内約40万台のAndroid端末から収集したデータを活用し、SNSアプリの最新動向やユーザーの利用傾向を多角的に分析している。

1. SNSアプリ市場の安定した利用状況

 レポートによると、2023年12月から2025年5月までの間、主要SNSアプリの月間アクティブユーザー(MAU)はほぼ横ばいで推移しており、市場が安定していることが明らかになった。これにより、SNSアプリのユーザー基盤が市場全体で大きな変動なく維持されているといえる。

2. 若年層に顕著な利用傾向

 性年代別の分析では、SNSアプリの利用割合は10~30代が特に高いことが分かった。なかでも10代女性の利用率はスマートフォン所有者全体の約3倍にあたる5.6%を占めており、若年層がSNSアプリ利用の中心となっている。対照的に、60代以上の利用割合は低い傾向が見られた。

3. 主要SNS間の高い併用率

 また、Xユーザーの約72%、TikTokユーザーの約78%がInstagramを併用しているという結果が示された。これにより、主要SNSアプリ同士の併用が進み、ユーザーが目的や場面に応じて複数のサービスを使い分けている実態が浮き彫りとなった。

 このほか、主要SNSごとに利用傾向を分析した結果、Xでは利用頻度が高いヘビーユーザーが全体の約6割を占めていること、さらにXの利用は平日・週末を問わず夜間から深夜にかけて活発になる傾向にあることが分かった。

調査概要

調査方法:フラーが提供する「App Ape」による国内約40万台のAndroid端末データ分析
調査期間:2023年12月~2025年5月
調査対象:Google Playカテゴリで「ソーシャルネットワーク」「ニュース&雑誌」「動画プレーヤー&エディタ」に属し、MAU 20万以上かつパブリックなコミュニケーション目的のアプリ
対象外:メッセンジャー専用、サードパーティツール・クライアントアプリ

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2025/08/20 07:15 https://markezine.jp/article/detail/49719

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