SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Spring

MarkeZineニュース

電通グループ、「CMO調査レポート2025」を発表 10の主要テーマを定義

 電通グループは、世界14市場のCMOなどマーケティング上級責任者1,950名を対象とした「CMO調査レポート2025」を発表した。

画像を説明するテキストなくても可

 「再変革の推進者たち(AGENTS OF REINVENTION)~AIと人間の創造力の交差点にあるマーケティング」と題した本調査は2025年で6回目。アルゴリズムと自律エージェント型AI(エージェンティックAI)が普及する中で、人間性の価値とAIの融合を目指すCMOの姿勢が浮き彫りになった。

 本調査では、2025年以降のマーケティングにおける10の主要テーマを定義している。

  1. アルゴリズムを先読みする
  2. 共感へ投資する
  3. アイデアでつなげる
  4. インフルエンサー投資が結果を分ける
  5. カルチャーとの間のジレンマ
  6. イノベーションの必然性
  7. 人工知能と共に働く時代へ
  8. 人間らしい体験とは
  9. 賢くつながるコンテンツへ
  10. センスを信じよう

 調査結果によると、71%のCMOが「アルゴリズムで勝てなければ存在感を失う」と考える一方、79%が「最適化を優先しすぎると似たようなコンテンツばかりになる」と回答。86%が「AI主導の世界では実際の顧客の声に耳を傾けることがこれまで以上に重要」と答えており、AIの活用が進むほど人間らしさや共感が差別化の鍵になるという認識が広がっている。

 ブランド構築については、91%(前年比+14ポイント)が「今後はブランド、クリエイター、プラットフォームによるパートナーシップで行われる」と、共創によってブランドが成り立つべきと考えていることを示した。インフルエンサーへの投資意向も高く、39%が予算の20〜30%をソーシャルメディアとインフルエンサーマーケティングに充てる計画である。

 イノベーション投資についても40%が予算の20〜30%を割り当てる意向を示し、90%が「イノベーションはサイドプロジェクトではなく、ビジネス課題解決に向けて行うべき」と考えている。また、自律エージェント型AIの普及を見据え、89%が「信頼とセンスがかつてないほど重要になる」と回答した。

 電通グループ グローバル・チーフ・クリエイティブ・オフィサーの佐々木康晴氏は以下のようにコメントしている。

 今回のレポートで明らかになったのは、広告主のみなさまがAIを急速に導入しつつも、人間の力によるクラフトとクリエイティビティをこれまで以上に重視するようになっている、という点です。AIをマーケティングの広範囲に採用するほど、独創性や革新性をあわせ持たなければ、ブランドは埋もれてしまう。AIは短期的な成果の予測に優れていますが、クリエイティビティの本質的な価値は「予測不能性」にあるのです。

 最も刺激的なのは、AIの能力と人間のクリエイティビティが融合することで、これまでにない可能性が開かれ、新たな未来が形づくられていくことです。だからこそ、多くの広告主のみなさまが2026年以降も、これまで以上にイノベーションへの投資を強化する姿勢を示しているのだと思います。

 調査対象国はオーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、南アフリカ、スペイン、米国、英国の14市場。

【関連記事】
電通グループ4社統合の「電通プロモーション」が営業開始 CXM軸に統合型プロモーション事業を展開
国内電通グループ、ChatGPT新機能「Apps in Chat」に対応する開発体制を始動
「AIによる購買行動変化」を調査結果から解説/電通マクロミルインサイトが無料ウェビナーを開催
電通デジタル、電通、DAZNの3社、共同でデータクリーンルームを構築
電通グループ、2026年の「世界の広告費成長率予測」最新値を発表 初の1兆ドル超となる見通し

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/01/07 09:00 https://markezine.jp/article/detail/49947

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング