米国やグローバルにおける広告・マーケティング業界の最新情報をまとめたデジタルインテリジェンス発行の『DI. MAD MAN Report』。そのカットアップ版をお届けする本連載。今回はGAFAを押しのけて世界一の企業価値になったMicrosoftに着目する。
※本記事は、2019年4月25日刊行の定期誌『MarkeZine』40号に掲載したものです。
不思議な長寿企業Microsoft GAFAを押しのけ世界一に
世界の巨大成長企業の略称として「GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)」や、「FAANG(前出リスト+Netflix)」が飛び交うが、なぜかいつも「M(Microsoft)」が抜けている表現が目に付いていた。2019年2月18日現在、実はMicrosoftがApple・Amazon・Googleを抜いて「世界一の企業価値」である(図表1)。
抜きつ抜かれつのランキングだが、なぜMicrosoftが首位に躍り出たのか、それらの背景を理解しておく必要がある。
Microsoftは不思議な長寿企業だ。2014年に技術畑のナデラ氏がCEOに着任以来、クラウドサービスへのシフトが始まった。今やAmazonと競合する各企業は、Amazonのクラウドビジネスである「AWS」を使わずに、Microsoftの「Azure」を採用する「アンチ・アマゾン効果(逆アマゾン効果)」の追い風を作っている。
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榮枝 洋文(サカエダ ヒロフミ)
株式会社ベストインクラスプロデューサーズ(BICP)/ニューヨークオフィス代表
英WPPグループ傘下にて日本の広告会社の中国・香港、そして米国法人CFO兼副社長の後、株式会社デジタルインテリジェンス取締役を経て現職。海外経営マネジメントをベースにしたコンサルテーションを行う。日本広告業協会(JAAA)会報誌コラムニスト。著書に『広告ビジネス次の10年』(翔泳社)。ニューヨーク最新動向を解説する『MAD MAN Report』を発刊。米国コロンビア大学経営大学院(MBA)修了。※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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