中国発ECサイト「7sGood」を知っていますか。日本でも、徐々にダウンロード数が増加しています。世界の最先端企業1,800社とのネットワークを持ち、中国テックビジネスに精通する成嶋祐介氏が中国EC市場を解説する本連載。今回は、7sGoodの強みである動画を活用したマーケティング術を紹介します。
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日本で2番目にDL数が成長したECアプリ?
購買手段が多様化した現在、日本のEC市場は競争が激化しています。こうした中で、消費者の関心を引き、購買意欲を引き出すにはどうすれば良いのか。その具体策として、私は動画によるマーケティングに注目しています。
ショート動画を活用した革新的なアプローチをしているのが、中国の新興ECサイト「7sGood」です。運営元であるHHO Limitedは、アリババグループでプロダクト開発に携わった陳航氏によって、2021年に立ち上げられました。7sGoodのコンセプトは「7秒で生活を世界とつなぐ」。ユニークな商品の魅力を、動画コンテンツで伝えています。
7sGoodが提供する価値
ユニークな商品の発掘
他サイトでは入手困難な、特異なガジェットや商品も販売されています。
商品の使用場面・方法を動画で紹介
商品詳細ページでは、実際の使用場面・方法を動画で閲覧できます。顧客が商品を購入する前に、具体的なイメージをもてるよう促す仕組みです。
購入前の不安を解消
梱包から配送までの過程も動画で公開しています。ECサイトで購入した商品がどのように手元に届くのか視覚的に提示し、顧客の信頼を獲得しているのです。
Sensor Towerの調査によると、2023年1月~11月にかけて日本で最もダウンロード数が成長したECアプリは「Temu」となっています。そのTemuに次いで、7sGoodが2位に食い込んでいました(Sensor Tower『2023年世界ECアプリの成長と新勢力インサイト』)。
日本でも徐々に知名度を獲得している7sGood。私はその理由を「顧客が商品を理解し、関心をもつためのコンテンツを生み出しているから」だと考えています。商品の特徴や魅力を瞬時に伝えられるショート動画は、顧客の購買意欲をその場で刺激するのです。
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株式会社成島代表取締役 成嶋祐介(ナルシマ ユウスケ)
元一般社団法人深圳市越境EC協会日本支部代表理事。世界の最先端企業1800社とのネットワークを持つ中国テックビジネスのスペシャリスト。中央大学、茨城大学講師などを歴任。
慶應義塾大学法学部法律学科卒業。株式会社成島代表取締役。2019年から深圳市政府公認の深圳市越境EC協会日本支部の代表理事を務めた。全...
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