ワンマーケティングは、BtoB事業に従事する営業・マーケティング職400名を対象とした「マーケティング組織実態調査2026」を実施し、その結果をまとめた調査レポートを公開した。
マーケティング組織の成熟度は4段階中2.40
マーケティング組織の成熟度レベルの分布は4段階評価で全体平均2.40と、2段階目「整備レベル」の入口にとどまった。
最上位の「先進レベル(総合3.5以上)」に到達した企業は13社中1社(7.5%)に。多くの企業が、投資はしたが成果に転換できていない“踊り場”に密集している。
年商500億円を境にした「成長の崖」
年商499億円以下の成熟度は2.0〜2.3で停滞する一方、500億円を超えると2.82へ不連続に跳ね上がった(差は+0.62)。
差が最も大きく開いたのは「キャリアパス」「PDCA」「リードステージ定義」「MA/SFA」など、人材投資・プロセスの型・データ基盤に関わる設問だった。
土台の成熟度とAI活用度に強い正の相関
データ・ツール基盤が未成熟な企業のAI活用スコアは1.76、データ・ツール基盤が整っている企業のAI活用スコアは2.89だった。
組織・プロセス・人材という土台の成熟度とAI活用度には強い正の相関(r=0.71)が確認され、AIは「AI Ready」な環境の上にしか機能しないことが示唆された。
【調査概要】
名称:マーケティング組織実態調査2026
主体:ワンマーケティング
方法:インターネットリサーチ
対象:BtoB事業に従事する営業・マーケティング職400名(営業推進 約77%、マーケティング 約23%)
評価尺度:各設問4段階(レベル1〜4)+「分からない」
集計:平均値は1〜4スケールで算出し「分からない」は除外。「分からない」率は別途集計
時期:2026年6月
※構成比は端数処理のため合計が100%にならない場合がある
