SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

Retail & Commerce Standard 2026 powered by MarkeZine & CommerceZine

CommerceZineニュース

Uber Eats、日本で10周年 累注文データから食の変化を公表

 Uber Eats Japan(以下、Uber Eats)は、9月29日に日本でのサービス開始から10周年を迎えた。そこで、2021年1月から2026年8月までの注文データをもとに、人気を集めた料理や商品、そのときどきの食トレンド、深夜帯や訪日客による特徴的な注文などを調査した。

「いつもの食事」が上位に。最も注文されたメニューTOP 10

【クリック/タップで拡大】

 「ハンバーガー」をはじめ、「チキンナゲット・フライドチキン」「フライドポテト」「アップルパイ」「ハッシュポテト」など、ファストフードの定番メニューが上位を占めた。一方、「牛丼」「豚汁」「カレーライス」といった、日常の食卓でもなじみ深いメニューもTOP 10入りした。

街のレストランでは「インド料理」が人気。麻辣湯などトレンドメニューも

【クリック/タップで拡大】

 中小規模の加盟店では、「ナン」「インドカレー」「ラッシー」とインド料理がTOP 10のうち3品を占めた。さらに、「麻辣湯」や油そば・まぜそばなど、近年注目を集めたメニューも上位にランクインした。一方、「チャーハン」「ラーメン」「餃子」など、定番メニューもTOP 10入りを果たした。

データに表れた「次のブーム」韓国グルメからさらに多国籍に

【クリック/タップで拡大】

 各年の注文数の成長率上位から象徴的な料理をピックアップすると、近年の食トレンドの変化が見えてきた。

  • 韓国グルメから多国籍フードへ:2022年には「ロゼトッポッキ」などの韓国グルメが成長した。その後、「ケバブ」「台湾まぜ麺」「麻辣湯」「ビリヤニ」など、様々な国・地域にルーツを持つ料理が成長率上位に登場し、食のトレンドが多様化している。
  • 麻辣湯は2024年の兆しから、2025年の一大トレンドへ:2024年に成長率上位に登場した「麻辣湯」は、翌2025年にも大きく成長。2025年の「Uber Eats 上半期トレンドランキング」で1位となり、年間を通しても1日あたりの注文数・年間注文数ともにトップとなるなど、注文データからも麻辣湯ブームの広がりが見て取れる。
  • 2026年はアサイー、グリークヨーグルト、スマッシュバーガーが急成長:「アサイー」や「グリークヨーグルト」に加え、新しいスタイルのファストフードである「スマッシュバーガー」も伸びるなど、食のトレンドはさらに広がりを見せている。

「何を食べる?」から「何が必要?」へ

 Uber Eatsの注文では、スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどへと品揃えが広がるなか、注文データからは、日々の買い物にも同サービスが利用されていることが判明した。

スーパー1位は「豚ロース薄切り」。日々の食事作りの食材をデリバリー

【クリック/タップで拡大】

 スーパーで最も注文された商品は、「豚ロース薄切り」「きゅうり」「納豆」「もやし」など、普段の食事作りに使われる身近な食材が多くランクインした。TOP 10のうち「天然水」「牛乳」「炭酸水」「コカ・コーラ」「緑茶」「ポカリスエット」と6商品が飲料という結果だった。

コンビニでは「すぐ食べたい」商品が人気

【クリック/タップで拡大】

 「からあげクン」や「Lチキ」などのホットスナックに加え、「ツナマヨおにぎり」や「ジャンボアメリカンドッグ」など、手軽に食べられる商品が上位に並んだ。

 また、「天然水」や「コカ・コーラ」「ポカリスエット」などの飲料に加え、「氷結」「-196℃ ストロングゼロ」などのアルコール飲料もランクインした。

ドラッグストアでは、「水分・栄養補給」関連商品が上位に

【クリック/タップで拡大】

 1位「天然水」に続き、「ポカリスエット」「OS-1」がTOP 3に入り、「ドリンクゼリー」「カロリーメイト」「フルーツゼリー」など、水分・栄養補給関連商品もTOP 10にランクインした。

 さらにTOP 10以外でも、「医薬品」「冷却シート」なども上位に入り、日常の買い物に加え、必要なものをすぐに手に入れたい場面でも、Uber Eatsが活用されていることがわかった。

データから見た意外なUber Eatsの使われ方

【クリック/タップで拡大】
  • 訪日客が日本で注文するのは、日本食より“なじみのある味”?:訪日客の注文TOP 10では、寿司やラーメンなどの日本食ではなく、「チキンナゲット」や「フライドポテト」「ハンバーガー」など、世界的になじみのある定番メニューが上位に並んだ。旅行先でも、普段から親しみのあるメニューが多く選ばれていることがうかがえる。
  • 深夜のUber Eatsは「がっつり」「甘い」「温かい」:深夜帯では「ハンバーガー」「牛丼」をはじめ、「ポテト・ナゲットセット」「チキンナゲット」「フライドポテト」など、食べ応えのあるメニューが上位にランクインした。一方で、「アイスクリーム」や「豚汁」もランクインしており、深夜帯ならではの「しっかり食べたい」「甘いものが食べたい」「温かいものが欲しい」といった多様なニーズが表れている。

「家事の締め切り」に「買い忘れ」、旅先でも。社員ならではの活用術

【クリック/タップで拡大】

 10周年にあわせ、日頃からUber Eatsを利用している社員に、おすすめの使い方やちょっと便利な「Uber Eats Life Hack」を聞いた。食事の注文だけではない、様々な活用アイデアが集まった。

  • 配達予定時刻を「家事の締め切り」に:帰宅時間に合わせた注文や、配達予定時刻を家事の締め切りにするなど、有効活用する工夫が見られた。
  • 買い忘れのときに利用:料理中に足りない食材に気づいたときや、日用品を切らしてしまったときなど、「今から買いに行くのは大変」という場面で活用する社員もいた。BBQなど大人数で集まるときの食材や飲み物の調達にも利用されている。
  • 旅先のホテルから、離れて暮らす家族まで:“旅先でのグルメ探索”に活用したり、周辺の人気店からホテルへの注文などのアイデアもあった。また、自分のためだけでなく、離れて暮らす友人や家族に届けるなど、場所を超えた使い方も挙がった。

【調査概要】

調査期間:それぞれのインフォグラフに記載

調査対象:調査期間中のUber Eatsの注文アイテム

集計方法:

  • TOP 10ランキング:注文件数が多かった上位100件をカテゴリー毎に集計し、上位 10を抽出した。
  • 食のトレンド変遷:中小規模の加盟店におけるメニューごとの年間注文件数を前年と比較し、前年比の成長率を分析した。各年で特徴的な伸びを示したメニューをピックアップした。
  • 訪日観光客のトレンド:訪日客による注文アイテムのうち、注文件数が多かった上位アイテムをもとに、注文傾向を分析した。

【関連記事】
・BFCM・年末商戦で国内消費者の52%がAI利用の可能性/Shopify Japan調査
・エクサウィザーズ、1,371社の生成AI利用実態を調査 上位10%がメッセージ数の約半分を占める
・電車内広告の純粋想起は「延べ出稿日数」と「出稿の新しさ」に関連【オリコム調査】
・生活者の9割以上で購買時の重視点が変化/博報堂・Braze調査
・AIが「買い物疲れ」の原因に 約6割が体験する購買におけるストレスとは/フロンティア調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
CommerceZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

CommerceZine編集部(コマースジンヘンシュウブ)

CommerceZine編集部です。コマース、リテール業界に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/10/14 08:00 https://markezine.jp/news/detail/77832

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング