書籍『小さなお店のYahoo! ショッピング出店・運営ガイド』著者がYahoo!ショッピングについて、毎月コラムを執筆していきます。今回は、Yahoo! JAPAN ストアカンファレンス2014について。
Yahoo! JAPAN ストアカンファレンス2014 5つの要点
9月17日に、「Yahoo! JAPAN ストアカンファレンス2014」が開催されました。「eコマース革命宣言」が行われた昨年のストアカンファレンスから約1年が経ち、その検証とも言えるべき内容に注目が集まりました。メインスピーカーを務めたのは執行役員ショッピングカンパニー長の小澤隆生氏。
戦略共有会では、「eコマース革命宣言」で約束した「料金」「機能」「集客」の振り返りと今後の方針についての話でした。「料金」については無料化の実施、「機能」については新しい管理ツール・ストアクリエイターProのリリースが大まかなところです。「集客」については、「必ずしもうまくいっていない、まだまだ頑張らなければならない」という見解でした。そこで打ち出された今後の方針は以下の通りです。
1.出店数と商品数
ストアの数は13万店を超え、商品数は1.2億商品となったYahoo!ショッピング。ストアや商品が増えるとライバルが増えることになりますが、日本一のショッピングモールを目指す中で、ストア数と商品数の充実は集客に対して非常に効いてくると考えているので、継続してやっていく。
2.訪問者数
Yahoo! JAPAN の検索から何かの商品を欲しがっているユーザーをYahoo!ショッピングにしっかりと誘導する。Yahoo!ショッピングで売れているものはYahoo! JAPAN の検索でも露出が多くなるようにする。Yahoo! JAPAN からの誘導に力を入れる。
3.購買率
流入が増えている中、通常流入が増えると下がる傾向にある購買率も逆に上がってきている。均一セールや半額セールなど効果を出しているので、このようなセールをたくさんやっていく。
4.リピート率
Yahoo!ショッピングと楽天市場の両方に出店しているストアもかなり多くなっている。出店料、売上ロイヤルティが無料なので、Yahoo!ショッピングのほうが安く商品を提供しているストアも出てきた。お客様が、そこを実感してYahoo!ショッピングをいつも利用してくれるように、ヤフー原資負担のキャンペーンにも力をいれて、お客様がメリットを感じてもらえるようにしていく。
5.EC関連サービス
アスクルと資本提携したフルフィルメントサービス「ヤフーロジスティクス」の出荷数が、1年前に比べて約20倍に増え好調。さらに力を入れていく。
以上に加えて、年末商戦については、Yahoo! JAPAN のトップ・検索、ヤフー全体で盛り上げ、様々なセール・キャンペーンを行っていくとのことです。
昨年の「eコマース革命宣言」のインパクトが強かったので、目玉がなくなんとなくさみしい感じがしますが、「eコマース革命宣言」のもと、エンジニアを増強し地道に積み上げてきた1年だったと感じます。
しかし、そのインパクトがない分、今回のストアカンファレンスでは、出席しているストアさんたちの盛り上がりがいまひとつのように感じました。
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- この記事の著者
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株式会社ウィルマート 代表取締役 田中 正志(タナカ マサシ)
株式会社ウィルマート(Yahoo!JAPANコマースパートナーエキスパート・パートナー企業)代表取締役。Webプロデューサー。Yahoo!ショッピング出店者対象セミナー講師。中小企業庁専門家派遣事業専門家。近著に『小さなお店のYahoo!ショッピング出店・運営ガイド』(翔泳社)など。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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