EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。ヤプリの金子さんに、アプリについて聞きました。※本記事は、2020年6月25日刊行の『季刊ECzine vol.13』に掲載したものです。
ほっともっと公式アプリ ユーザー行動把握で1to1マーケ実現へ
持ち帰り弁当のチェーン店「ほっともっと」の公式アプリに開発支援を行った旨を、4月1日に発表したヤプリ。モバイルオーダーを実装し、弁当の事前注文から決済までをアプリで完結できる点が大きな魅力となっているが、同社のウェブサイト内にYappli SDKを埋め込むことで、WebViewを用いてアプリ経由でウェブサイトの閲覧をしたユーザーを判別できる点にも注目してほしいと、金子さんは語る。
「Yappli SDKを活用することで、アプリ経由の売上やコンバージョンなどの可視化ができるようになります。アプリユーザーごとのトラッキングも行えるため、どのユーザーがどのような商品を購入しているかを把握し、各ユーザーに合ったクーポンや限定商品の販売など、1to1のコミュニケーションを容易にすることが可能です」
継続的に顧客とコミュニケーションを取る手段として、活用できるアプリ。新規顧客獲得のためのクーポン配布ツールとしてではなく、ロイヤルカスタマー向けのマーケティングツールとしての利用がより増す昨今だが、今後より活用領域が広がっていくのではないかと金子さんは続ける。
「新型コロナウイルス感染症の流行により、思うように外出できない状況が、日本のEC化率を引き上げるのではないかと言われています。これまではアパレル・コスメなど、指名買いやリピート購入がされやすい商材を扱う企業・ブランドを中心に、アプリの活用が拡大してきましたが、これが日用品や生活必需品にも広がると考えています。より顧客に選ばれるための工夫が、各社必要になるのではないでしょうか」
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