多くの企業が自社ECサイトを開設したり、モール進出をしたりする今、「自社らしさ」をウェブ上でも訴求していくことは、非常に重要です。とは言え、ブランドの世界観や商品の良さをどうデジタルの世界に落とし込んでいけば良いのか、そもそも何を表現したら良いのかわからないという悩みを抱えている方もいるはず。この連載では、さまざまなECサイトのコンセプト設計・ページ制作を手がけるINQUIRYの後藤淳さんが、ECサイト制作・運用クリエイティブの心得を伝授します。第2回は、「ECサイトのデザイン」についてです。
ECzine読者の皆様、こんにちは。INQUIRY(インクワイアリー)代表の後藤です。前回の記事では、ECサイトの制作・運用クリエイティブの心得の「設計」についてご紹介しました。今回は、実践編として「デザイン」をテーマにお伝えいたします。
スマートフォンからの購入が増え続けている今 ECサイトデザインにもトレンド反映を
スマートフォンからの購入が増え続けている現状を踏まえ、ECサイトも通常のウェブサイト同様、レスポンシブデザインが主流になってきています。商品ページの訴求はまだそれぞれの手法がありますが、今後、サイト全体のUIはよりシンプルなレイアウト・デザインになっていくでしょう。なお、レスポンシブデザインはHTMLソースがひとつになるため、更新もしやすく、運用面での負担を減らすこともできます。

大手モールのデザインは果たしてイメージが悪いのか
Googleなどの検索エンジンで「大手モールのサイト名 デザイン」といったキーワードを入れると、サジェストに「ダサい」「ひどい」など、なかなか厳しいワードが表示されます。多くの人に購入されているにもかかわらず、なぜこのようなサジェストが出てきてしまうのでしょうか。
原因のひとつに、モールの全体的なUIデザインへのイメージもあると言えるでしょう。とくに、ひと昔前のモールのショップデザインと言えば、スーパーのチラシのようなチカチカしたデザインで、派手さが好まれていました。
しかしここ数年は、モールのサイトデザインをレスポンシブに切り替えているところも多く、商品ページのデザインがシンプルなショップも増えてきました。また、ここ数年スマートフォンからの流入の多さに考慮して、システムのアップデートやデザインルールの規定も再整備されており、モールデザインの新しい流れが来ているとも言えます。
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- この記事の著者
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株式会社インクワイアリー 代表取締役 後藤 淳(インクワイアリー ゴトウアツシ)
福島県いわき市出身、福岡県福岡市在住。2010年からWEB制作会社・EC事業会社、計5社に従事。これまでにWEBデザイナー・コーダー・ディレクターとして幅広い業種を経験。EC事業会社ではWEBデザイナー以外にショップ運営、販促企画立案等を担当。
2015年にホームページ制作・デザイン事務所「INQUIRY」を立ち上げ独立。その後法人化、株式会社インクワイアリーを設立、代表取締役に就任。メイン事業はECサイト案件を中心にコンセプト設計・デザイン・コーディング・コンサルティング・撮影などを行っている。モール制作運用サービス「ショップヘルプ」を提供中。※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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