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【2023】BASE・STORES・Shopifyの違いを比較!おすすめのサービスは?


 ネットショップを始めるときには、どのサービスを利用するかが重要なポイントになります。サービスごとに得意部分が異なるため、基本的な特徴を把握したうえで適したものを選びましょう。 今回は、BASE、STORES、Shopifyを比較し、それぞれの違いを紹介します。

 初めてネットショップを開業する際は、何から手を付ければいいか分からないものです。ネットショップを作ろうと考えたとき、さまざまなサービスが展開されているので、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。

 自分に合ったサービスを選ぶためにも、それぞれの基本的な特徴をおさえつつ、各サービスの利用料金や機能などを比較することが大事です。

 この記事では、BASE、STORES、Shopifyの3つのサービスを利用料金、サイト構築機能、集客・販売機能、顧客管理機能、決済方法、払込サイクルの6つの点から比較し、解説します。

一目で分かる!BASE・STORES・Shopifyの違い

BASE(スタンダードプラン) STORES Shopify
初期費用 無料 無料 無料
月額料金 無料

フリープラン:無料

スタンダードプラン:税込2,178円 1~299ドル

1~299ドル
決済手数料

概算3.6%+40円

※サービス利用料(総合計の3%)が別途必要

フリープラン:5%

スタンダードプラン:3.6%

(Shopify ペイメント利用の場合)

Shopify ペイメント・PayPal Express Checkout:無料

その他決済:3.15~5%

(Shopify ペイメントを利用していない場合)

取引手数料が別途必要

特徴
  • 簡便な扱いやすさ
  • サポート体制の充実
  • ZOZOTOWNとの連携
  • 倉庫配送サービス
  • 高い拡張性
  • 越境ECに強い

 大別すると、BASEとSTORESには無料プランが存在することが大きな特徴といえます。ただし、Shopifyには無料プランがありませんが、拡張性が高く、多言語・多通貨に対応している点がメリットです。

BASE・STORES・Shopifyの概要と特徴

 手軽にネットショップを開設・運営したいと考えている場合、BASEやSTORES、Shopifyの3つのサービスから利用するものを選んでみるとよいでしょう。まずは、各サービス基本的な特徴について紹介します。

【BASE】初心者でも簡単にネットショップが作れる!

 「BASE(ベイス)」は、2022年12月時点で190万以上のショップが開設されているサービスです。フードや雑貨、ファッションなど、さまざまなカテゴリに対応したショップのデザインを行うこともできます。

特徴

 気に入ったテーマを選んで自分好みにカスタマイズすれば、初心者でも簡単にネットショップを作れます。商品管理・決済・発送・売上管理などを一元的に管理できるので、ネットショップを作ったその日から商品を販売可能です。

 「BASEかんたん決済」では、クレジットカード決済、銀行振込、コンビニ払い、キャリア決済、後払い、PayPalなど、多彩な決済方法に対応しています。ネットショップの成長に合わせて、予約販売やセールなどのオプション機能を無料で追加できる点も魅力的です。

 各種機能の使い方やショップ運営、ブランディングなどをサポートしてくれる体制も整っており、チャットで直接質問することもできます。

 商品の割引・値引が簡単にできる「クーポンApp」や購入者にアンケートを実施できる「アンケートApp」 など、便利な拡張機能も続々と登場しています。

プラン

 BASEには、無料の「スタンダードプラン」と月額5,980円の「グロースプラン」の2種類があります。

 スタンダードプランは月額無料で利用でき、商品が売れるたびにサービス利用料と決済手数料が発生する仕組みです。グロースプランは、固定費が発生する代わりに手数料を抑えられるプランで、公式では「月額17万円以上ならグロースプランがお得」とされています。

【STORES】無料プランが充実している

 「STORES(ストアーズ)」は、ネットショップ運営にじっくり取り組みたい人向けのサービスといえます。無料で利用できるサービスが多く操作もシンプルなので、初めてネットショップを開設・運営する場合でも安心して利用できるでしょう。

特徴

 サービス導入方法やネットショップ運営のノウハウなどを学べる無料ウェビナーなども開催されているため、知識を深めることもできます。さらに、「お店のデジタルまるっとサポート」では、24時間無料で相談が可能です。

 2022年には、領収書を印刷できる機能やネットショップ・店舗それぞれの在庫を一覧で確認できる機能などがアップデートされています。

プラン

 「フリープラン」と「スタンダードプラン」の2種類あり、有料版のスタンダードプランでは独自ドメインやアクセス解析などを利用できます。

 フリープランでも、スタンダードプランと同様に48種類のテンプレートからデザインを選ぶことができ、商品登録数の制限もありません。

【Shopify】グローバルな展開も視野に入れた本格的な販売が可能

 「Shopify(ショッピファイ)」は、世界175ヵ国で170万以上の店舗に利用されているカナダ発のサービスです。全世界アクセス上位100万件のウェブサイトの約20%で利用されており、日本語はもちろん、多言語、多通貨、海外発送に対応しているため、海外への販売に強いといえるでしょう。

特徴

 Shopifyで国内向けのネットショップを開設している場合、海外向けにビジネスを展開することも容易です。AmazonやeBayなどの大手ショッピングモールとの連携も可能で、販売チャネルを多角化しやすい点は強みといえます。

 さらに、InstagramやTikTokなどの大手海外プラットフォームとの連携もスムーズに行えるため、顧客層に適したマーケティングも可能です。

 Shopifyには7,000種類(2022年時点)を超えるアプリ「Shopify App」が用意されており、ショップにさまざまな機能を追加することもできます。たとえば、サブスク機能や翻訳機能などを追加することで、他社のサービスとは一味違ったネットショップを作成できるでしょう。

 2022年には、越境ECをさらに簡単に実現するソリューション「Shopify Markets」や、インフルエンサー・マーケティングをサポートするサービス「Dovetale」など、100種類以上の新たな機能を追加しています。

プラン

 「ベーシック」、「スタンダード」、「プレミアム」のほか、低価格で利用できる「スターター」があります。また、エンタープライズ版として「Shopify Plus」というプランも用意されており、ビジネスの拡大にも対応可能です。

BASE・STORES・Shopifyの徹底比較

Shopping cart with boxes, colored shopping bags

 3つのサービスの基本的な特徴について把握できたら、各サービスを比較してどれが自分に合っているかを検討しましょう。ここでは、以下の視点から3つのサービスを比較します。

  • 費用
  • 機能
  • 集客・販売力
  • 顧客管理
  • 決済方法
  • 払込サイクル

費用の比較

BASE STORES Shopify
初期費用 無料 無料 無料
月額料金 スタンダードプラン グロースプラン フリープラン スタンダードプラン スタータープラン ベーシックプラン スタンダードプラン プレミアムプラン Shopify Plus
無料 税込5,980円 無料 税込2,178円 5USドル 1USドル 69USドル 299USドル 2,000USドル~
決済手数料 3.6%+40円 ※サービス利用料(総合計の3%)が別途必要 2.90% 5% 3.6%

(Shopify ペイメント利用の場合)

Shopify ペイメント・PayPal Express Checkout:無料

その他決済:3.15~5%

(Shopify ペイメントを利用していない場合)

取引手数料が別途必要

入金手数料 ※2万円未満は事務手数料500円が別途必要 手動入金で売上合計が10万円以上の場合:無料

・PayPal:出金額 5 万円未満は 250 円/件(出金額 5 万円以上は無料)

・KOMOJU:216円(入金金額が 3 万円未満のときの日本国内への振込手数料。海外送金は2,500 円)

手動入金で売上合計が10万円未満の場合:200円

 各サービスの最安プランで決済手数料を比較した場合、BASEのグロースプランが優れていることが分かります。

 ただし、STORESもスタンダードプランを利用すれば決済手数料が3.6%となるので、ネットショップの売上に応じて利用するプランを検討するとよいでしょう。

機能の比較

BASE STORES Shopify
スタンダードプラン グロースプラン フリープラン スタンダードプラン スタータープラン ベーシックプラン スタンダードプラン プレミアムプラン Shopify Plus
1商品に登録できる写真数 20枚 15枚 30枚 250枚
商品登録数 無制限(1日最大1,000件) 無制限 無制限
独自ドメイン ◯ × ◯ ◯
ロゴの非表示 ◯(※月額500円で可能) × ◯ ◯

 各サービスともに商品登録可能数はプランに関わらず無制限です。ただし、登録できるアイテム数はShopifyが最多です。

集客・販売の比較

BASE STORES Shopify
スタンダードプラン グロースプラン フリープラン スタンダードプラン スタータープラン ベーシックプラン スタンダードプラン プレミアムプラン Shopify Plus
SNS連携 ◯ ◯ ◯
ブログ機能 ◯

△

(※ニュース作成機能あり)

△

(※既存ブログへの埋め込み)

◯
海外反応 ・ 英語・外貨対応アプリ(英語表示・通貨34種)あり ・ 3ヵ国語対応(決済画面は6ヵ国語対応)

・5ヵ国語対応(Shopify Plusは20ヵ国語対応)

・130種類以上の通貨に対応(Shopifyペイメントの場合)

 どのサービスにも決済方法が多種用意されており、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールにも対応しています。また、SNS連携やメルマガ配信なども行えるので、ネットでの集客にうまくつなげていくことが可能です。

  集客や販売の機能面では3つのサービスともに基本的な部分は備わっていますが、より精度の高いアプローチを行いたい場合は、カゴ落ちを軽減させるための機能が備わっているサービスを利用するとよいでしょう。Shopifyには、ユーザーがチェックアウトを放棄した場合にメールを自動送信する機能が備わっているため、商品の購入率を高めることに役立てられます。

  越境ECを考えている場合は、参入を検討している国の言語に対応しているサービスを選ぶなど、ターゲットに適したサービスを選びましょう。

顧客管理の比較

BASE
  • 顧客ごとの購入履歴や問い合わせ内容などを一覧で管理可能
  • 顧客管理機能が標準機能として搭載されている
STORES
  • 絞り込み条件の設定が可能
  • メルマガ連携機能によって効率的なアプローチが行える
  • 配送日指定(※スタンダードプランのみ)
Shopify
  • 顧客のセグメント分けが行いやすい
  • 他ECサイトなどからの既存顧客情報の移行が可能
  • チェックアウトページのカスタマイズ(※Shopify Plusのみ)

 BASEの顧客管理機能は、従来は必要とする人だけがインストールを行う形式でしたが、2021年10月以降はネットショップ管理画面の標準機能として搭載されています。このアップデートによって、顧客ごとの購入回数、最終購入日の確認やグループ化を行えるようになりました。

  STORESの顧客管理機能は、絞り込み条件の設定やメルマガ連携機能などが特徴的です。購入額や購入回数などさまざまな条件から顧客検索を絞り込み、条件に該当する顧客に対してメルマガを簡単に作成できます。

  Shopifyの顧客管理機能では、「リピーター」「カゴ落ち」などのセグメントに分けることができ、顧客に対してきめ細かなアプローチを行えるのが特徴だといえます。また、実店舗や以前利用していたECサイトの顧客情報をCSVファイルで引き継ぐことも可能です。

決済方法の比較

BASE STORES Shopify
クレジットカード VISA American Express JCB MasterCard VISA American Express JCB MasterCard Diners Club VISA American Express JCB MasterCard Diners Club
携帯キャリア決済

◯

(NTT DOCOMO、au、Softbank)

◯

(NTT DOCOMO、au、Softbank)

◯

(NTT DOCOMO、au、Softbank)

コンビニ決済 ◯(Pay-easyも可) ◯ ◯
銀行振込 ◯ ◯ ◯
ID決済 PayPal Amazon Pay PayPal Amazon Pay Apple Pay Google Pay Amazon Pay PayPal Shop Payなど
代金引換 × 有料プランのみ ◯
後払い決済 ◯ ◯(ペイディ) ◯(NP後払い・後払い.com)

 特徴的な点を挙げると、STORESとShopifyは多くの種類のID決済に対応しています。

払込サイクルの比較

BASE
  • 申請日から10営業日
STORES
  • 月末締め翌月末入金
    (入金金額1万円以上の場合)
    ※入金金額が1万円未満の場合は要設定変更
Shopify
  • デフォルト設定は金曜日入金(毎週あるいは毎月のいずれかから選択することも可能)

 払込サイクルに目を向けてみると、STORESだけやや遅めのタイミングとなっています。キャッシュフローにも関わる要素ですので、事前に把握しておきましょう。

ショップ開設にはどれがおすすめ?

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 ここからは、3サービスのそれぞれについて、利用が推奨される企業の特徴を解説します。

初めてのECなら「BASE」がおすすめ

 BASEには、ネットショップを初めて取り組む人に必要な機能がそろっており、月額料金が無料であるため、気軽に始めることが可能です。そのため、個人事業主や小規模事業者の人におすすめといえるでしょう。

 入金までのサイクルが早く、独自ドメインの設定も無料で行えるため、オリジナルのショップを作りたい人にもおすすめです。

運用コストを抑えたいなら「STORES」がおすすめ

 ネットショップを作るために最低限の機能があればよく、できるだけ運用コストを抑えたい人にはSTORESがおすすめです。売上金額や振込サイクルによっては、BASEよりも費用を抑えて利用することもできるでしょう。

 また、サポート体制が充実しているため、少ないリソースでネットショップを運営したい人向きのサービスともいえます。

越境ECやビジネス拡大を目指すなら「Shopify」がおすすめ

 Shopifyは、言語対応や大手海外ショッピングモールとの連携など、ネットショップビジネスの拡大に取り組みたい人に適したサービスといえます。そのため、複数のショップを運営したり、海外への販売にも力を入れたりしたい人に特におすすめです。

 利用料がかかりますが、一定の売上が見込める場合には費用対効果が高いサービスだといえるでしょう。

まとめ:サービスの特徴の違いをおさえて自分に合ったものを選ぼう!

 ネットショップの開設や運営のためのサービスは多数展開されており、手軽に取り組める環境も整ってきていますが、各サービスの基本的な特徴や機能、利用料金などをしっかりと把握して選定することが大事です。

 BASE、STORES、Shopifyなどのサービスは、初めてネットショップに取り組む人にとっても比較的利用しやすいといえます。方向性に合わせて、最適なサービスを選んでみましょう。

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EC研究所(イーシーケンキュウジョ)

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MarkeZine(マーケジン)
2023/04/04 18:08 https://markezine.jp/article/detail/69905

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