カインズは9月18日、木造住宅用建築副資材の専門商社であるソニテックの発行済株式のすべてを取得することについて、日本みらいキャピタルが投資に関するサポート業務を提供するNMC四号投資事業有限責任組合との間で株式譲渡契約を締結した。今後は関係当局における必要な手続きなどを経た上で、10月19日に株式譲渡を実行する予定である。
建築・住宅業界では職人や施工管理人材の不足を背景に、施工現場の生産性向上が課題となっている。住宅建築では工事の進捗に合わせた多様な資材の手配・納品が必要で、資材調達や納期・配送管理は現場の大きな負担である。その解決には、住宅図面を起点とした積算、受発注、在庫・配送管理をつなぎ、邸別・工程別に最適化された資材供給の仕組みが求められているという。
1967年創業のソニテックは、住宅図面をもとに資材の積算・見積、調達、受発注から邸別・工程別の配送管理までを一貫して提供している。一方、カインズは、ホームセンターの店舗網とEC、リフォーム事業、プロ職人向け会員制卸売店舗「C'z PRO」を展開する。また、大都のグループ化や、リフォームテクノロジー、アンドパッドとの資本業務提携を進めてきた。
今回のグループ化により、カインズは建築プロ向けの資材調達・供給機能を拡充し、住まい・建築領域のサプライチェーンを強化する。今後はソニテックの調達・積算・受発注・物流に関する強みを高めるとともに、カインズのデジタル活用のノウハウや商品などを活用し、事業運営の高度化を進める。新築からリフォームまで、建築プロの施工生産性向上に貢献するサプライチェーンの構築を目指す。
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