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NEC、「Zoom Phone」を11万人に導入 電話関連コストを7割削減

 ZVC JAPANは、日本電気(以下、NEC)が、2025年春にグループ全社の国内従業員約11万人を対象にクラウドPBXサービス「Zoom Phone」を導入し、約7割の電話関連コストの削減を実現したことを発表した。

(写真左から)NECネッツエスアイ 金融・パブリックソリューション事業部 担当部長 吉田孝紀氏、NEC Corporate EVP 兼 CIO 小玉浩氏、NEC デジタルID・働き方DX統括部 シニア主幹 小口和弘氏、NEC 同マネージャー 清水岳史氏

導入の概要

 Zoom Phoneの導入にあたり、NECでは全国の拠点に点在していたPBX環境の利用実態を調査し、部門ごとに担当者を配置して詳細なニーズを確認しながら進めることで、11万人規模の移行を約10ヵ月で達成した。また、リクエストに応じた機能のチューニングなど、Zoomの技術面でのサポートも移行プロセスの支えになった。

 導入後は、従来は固定電話でしか受けられなかった電話にもスマートフォンから応対できるようになり、管理部門では通話の利用状況をリアルタイムで把握できるようになった。最終的に、オンプレミスPBXの撤廃と通信回線の最適化によって社内設備をスリム化し、全体として通話料を含む電話関連コストは従来比で7割削減を達成した。

採用の理由

 NECは2023年からリプレイスの検討を開始し、次の理由からZoom Phoneの導入に至った。

1.安定した音質

 複数のサービスで比較したところ、安定したネットワーク環境下では各社大差なかったものの、自宅など不安定なネットワーク環境下ではZoom Phoneの音質には安定感があった。

2.スムーズな操作性

 直感的に操作できるUIで、転送をスムーズに行え、誤って切ってしまうなどのトラブルを回避できた。

3.コストの最適化

 NEC社内への導入では、オンプレミスPBXと比べ、初期費用と運用コストの両方が削減できた。さらに、将来的に蓄積した通話データと生成AIを掛け合わせたデータ活用を進めるにあたり、データ保管や分析に追加費用がかからない点も、採用の決め手となった。

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2025/09/19 16:30 https://markezine.jp/news/detail/52506

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