Shopify Japanは、2026年のホリデーシーズンにおける消費者の購買行動および事業者の動向に関する調査のうち、日本市場の結果を発表した。
経済的なプレッシャーを背景に、一つひとつの買い物をより慎重に
国内消費者の約半数(47%)は、物価や金利、雇用の先行きといった経済状況が、今年のホリデーシーズンの買い物計画にマイナスの影響を与えていると回答した。BFCM期間に予定している支出額は平均12,927円だった。
こうした状況を背景に、消費者は購入する商品をより慎重に選んでいる。約3分の2(64%)は、手軽に買える商品で済ませるより、本当に欲しい商品を待って購入したいと答え、62%は、購入前に時間をかけて調べることで、より自分でコントロールして買い物ができていると回答した。
また、「お得な買い物」とは何かを尋ねたところ、最も多かったのは「自分の予算では難しいと思っていた、より高品質な商品を購入できること」(38%)だった。さらに、4人に1人(25%)は「最安値の商品より高くても、その価値があるものを購入すること」と回答した。価格だけでなく、商品の品質や納得して購入できることも重視されていることがわかった。
AIはホリデーショッピングの相棒に、一方で最終判断は自分で
国内消費者の半数を超える52%が、今年のホリデーシーズンの買い物でAIを利用する可能性があると回答しており、主な用途としてセールやお得な商品の検索、商品探しが挙げられた。
さらに、61%は、最終的な購入手続きを自分で行うのであれば、AIが商品をカートに追加し、必要情報を入力することにも抵抗がないと回答した。この割合は、調査対象9市場で最も高くなっている。
一方、AIを信頼して購入そのものを任せられると答えた人は23%にとどまった。商品を探し、比較し、購入準備を進める際にはAIを活用しながらも、最終的な購入は自分で行いたいという消費者像が浮かび上がる。若い世代ではAIの利用率がより高く、買い物の際にAIツールを「時々」以上の頻度で利用すると回答した人は全体では24%だったのに対し、25〜34歳では44%だった。
売上には期待感、一方で商品情報の整備には課題
国内事業者の約4分の3(73%)は、今年のホリデーシーズンの売上が昨年を上回ると見込んでいる。
商品情報を詳細かつ正確で最新の状態に保つことを「十分に実践できている」と回答した事業者は36%、商品を類似商品と比較しやすくすることを「十分に実践できている」とした事業者は31%だった。
【調査概要】
※Sapio Researchが世界9市場で実施
消費者調査:2026年7月に実施され、18,000人(うち日本2,000人)が回答
事業者調査:2026年8月に実施され、事業者の経営者・意思決定者7,500人(うち日本500人)が回答
対象ホリデーシーズン:BFCM、クリスマス、年末年始商戦を含む
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