JECCICA代表理事の川連さんがECに関するその月のトピックスをお届けします。第7回は、最近多い、EC関連企業のM&Aについてお届けします。
EC企業や事業、今なら高く売れる!? 関連M&Aが乱発のワケ
うちのネコが一番かわいい!と思っている方、多いですね。ご多分に漏れず、私もその1人です。
さて、2015年の16%が過ぎてしまいました。どないしましょ? な~んて、そんなこと言っていると、流れの早いこの時代、めちゃめちゃ大変ですよ! 何が、大変かと言うと、年初からEC企業株式取得!とか資本提携話が多くなっていると思いませんか?
この流れ、前々回の記事「EC業界どうなる? 2015年注目の5つのキーワードと、5年先までに起きる3つの変化」で予告したとおり、EC企業関連の買収はどんどん進むはずです。
なぜなら、今までECが成長したとはいえ、全流通額の3%しかなかったのに、すでに百貨店の売上もコンビニの売上も超え、スーパーマーケットの12兆円すら超えようとしているのです。目立たないわけがありません。
しかも、実店舗オンリーだった企業は、eコマースが苦手です。ホント、eコマースの「い」も知らないのです。大手SIerやコンサル会社もよくわかっていませんから、的が外れた提案を受けて、痛い目にあっている実店舗系の企業は多いです。
私がちょっとアドバイスしようとすると、「そんなことはわかっている!」という感じで聞き入れてもらえず、黙々とスライド資料を作成しています。いいですね。スライド資料作成でお金をもらえる企業は……(泣)。と、とにかく、多くの企業がeコマースを無視できない状況になったのです!
今この現状が、企業に「オムニチャネルは必要だ」と迫ってきています。バズキーワードだ!とおっしゃる方もいて、私も言葉自体はバズワードだと思っていますが、スマホ、SNS、ECがそれぞれ進化し、すべてのチャネルをうまく連携させなければならないのは事実です。
そして、オムニチャネルは、eコマースがなければ話になりません。eコマースをやらなければ、実店舗とデジタル、バーチャルとの融合とか統合とかできないのです。
今、企業が求めているのは「eコマース」です。しかしECはECで20年の歴史がありますから、いまさらハンズオンでEC事業を作るより、ECを得意としている企業をM&Aしたほうが手っ取り早い!と考えるわけです。たとえば、ソフトバンクの孫社長も最初のソフト販売は、自らハンズオンで立ち上げていますが、その後はM&Aが主流ですよね。展示会やヤフー、携帯キャリアもそうです。
しかし、そうは上手くいかないのがM&Aなのです。何しろ結婚と同じですからね。法人と法人がくっつくわけですから、そりゃ大変です。人間同士だって、すごく大変だけど、一応男女ですからね。頑張ればなんとかなるでしょう
ところが、法人には男女みたいなものはありません。うまくいくかどうかは、お互いの企業同士の風土にかかっていると私は考えています。ですから肉食系と草食系でうまくいくのか、草食系と文化系、肉食系と体育系では……などといろいろ考えてしまうわけです。
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JECCICAジャパンEコマースコンサルタント協会 代表理事 川連 一豊(カワズレ カズトヨ)
楽天ショップの店長時代、商品企画から行った低反発枕が大ヒットし、楽天から「低反発枕の神様」と呼ばれる。 2003年に楽天ショップ・オブ・ザ・イヤージャンル賞受賞し、 楽天にて、モバイル講師 HTMLメルマガ講師を行う。2004年7月に独立し、自身の経験からネットショップ支援を行う有限会社SAVAWAY設立。2006...
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