2015年に新バージョンが出たことなどを理由に、注目が集まるMagentoの開発について、6年の経験を持つ筆者が初歩の初歩から伝授します。
問い合わせ急増!EC構築オープンソース「Magento」とは
「Magento(マジェント)」と呼ばれるオープンソース(OSL3.0)プロダクトをご存じだろうか。
ECサイトを構築できるパッケージとして、ここ1年ほどで日本国内でも急速にシェアを伸ばしてきているプロダクトだ(正確な数字はわからないが、問い合わせの急増などでシェアを伸ばしていると実感中)。
日本国内でEC構築に使用されるオープンソースプロダクトと言えば、真っ先に「EC-CUBE」の名前が挙がると思われるが、世界的な検索ボリュームからするとMagentoとEC-CUBEの差は歴前(下図参照)。ピークは過ぎた感はあるが、2015年に新バージョンであるMagento 2が出たことで、ふたたび上昇傾向にあるように感じている。
筆者がMagentoをはじめたのは、community editionの1.4が出るか出ないかと言っていたころなので、すでに6年以上前のことだ。
この当時、日本におけるECパッケージといえばEC-CUBE一色。筆者に「ECやらんか?」と言ってきた方から、「EC-CUBEは飽きたから、世界レベル戦えるMagentoと言われるやつを日本でもやってみたいんだ」と言われてはじめたのがきっかけだ。
最初にオープンソースと書いたが、MagentoにはオープンソースのCommunity Editionと呼ばれるものに加えて、有償版のEnterprise Editionなるパッケージも存在している。 キャッシュの機能がCommunity Editionとは別物で、大量のアクセスをさばくにはEnterprise Editionを選ばざるを得ないような状況ではあったが、当時に比べるとMagentoをホストするハードウェアの性能も向上し、Community Editionでもそれなりのアクセスをさばけるようになってきている。
また、Magentoの場合、商品数や会員数の増加に対して、処理速度が落ちづらいという特徴があり、商品数が5,000を超えるようなサイトに関しては、他のオープンソースECパッケージを使うよりはMagentoをおすすめしているのが現状だ。
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株式会社EC技研 細川哲一(ホソカワ テツイチ)
株式会社EC技研所属。社会人になりたてのころWnnの開発者たちに仕込まれた生粋のオープン系技術者。プロジェクトBLUEなどと言うものにも参加してた頃にはUsogresなんぞという怪しいソフトを開発。好きなことばかりやってたせいで自分で起こした会社を潰してみたりとムチャぶりを発揮しつつ「ECやらんか?」と誘われて現在に至る。...
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株式会社トライアウト 藤江信之(フジエ ノブユキ)
株式会社トライアウト所属。コードは書けるが人とうまく付き合えず仕事がまわらない細川を見かねて手助けに入る。ウェブディレクターという肩書を持っている割にはやっていることは営業中心。Magentoの面白さにとりつかれ現在Magento啓蒙活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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