ネット通販からパーソナルトレーニングジムまで――。7月1日に社名を健康コーポレーションからRIZAPグループ(2928)に変更した、同社の成長軌跡を確認しておこう!
もはや通販企業ではない M&Aに積極的なRIZAPグループ
2003年に健康食品のネット販売でスタートしたRIZAPグループは、M&A(企業の買収・合併)に積極的な1社である。
上場企業にかぎっても、創業以来、2015年までに3社を買収・子会社化してきた。インテリア雑貨やオーガニック化粧品などの製造販売を手がけるイデアインターナショナル(3140)、ゲームセンターやボウリング場などを運営しているSDエンターテイメント(4650/旧ゲオディノス)、衣料品ネット販売の夢展望(3185)である。
16年に入ってからはさらに、M&Aを加速。雑貨販売のパスポート(7577)、女性体型補整下着のマルコ(9980)、それに出版社の日本文芸社と、相次いで傘下に収めている。
ただし、ネット通販企業としては、特段に目立つ存在ではなかったのも事実。早くから楽天市場やYahoo!ショッピングに出店し、健康食品や美容機器などの販売を手がけてきたものの、ネット販売の手法やビジネスモデルで目新しさがあったとはいえない、という評価が正直なところだろう。事実、赤字経営もめずらしくないネット通販において、同グループは黒字経営ながら、売上高は長年にわたって100億円台での推移だった。
同グループが注目を集めるようになったのは、パーソナルトレーニングジムRIZAPの存在が広く知られるようになったからだ。アナウンサーの生島ヒロシ氏や評論家の森永卓郎氏などが、RIZAPでダイエットや肉体改造を成功させたことを公にしたことで、さらに知名度がアップ。今回の社名変更もその流れを活かしたいということだろう。
RIZAPの前身は、2010年に健康コーポレーションの子会社として設立されたグローバルメディカル研究所である。RIZAPへの社名変更は13年12月。同グループの決算書で、RIZAPの数値が開示されるようになったのは13年度からのことだ。
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ビジネスリサーチ・ジャパン(ビジネスリサーチ・ジャパン)
1995年設立。代表・鎌田正文。週刊誌や月刊誌、経済誌などを中心に、金融・流通・サービス・メーカーなどの各分野から経済全般まで、幅広く取材・執筆。著者に『図解! 業界地図 2018年版』(プレジデント社)、『図解 これから伸びる企業が面白いほどわかる本 2012年版』(新人物往来社)、『図解 人気外食店の利益の出し方』(講談社+α文庫)、『[図解]儲けの秘密がよくわかる本』(PHP研究所)、『[図解]気になるあの会社の給料がわかる本』(PHP研究所)、『取締役の値段 6: 社会インフラ関連業界 [Kindle版] 』、『図解!業界地図2017年版』など。
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