2015年に新バージョンが出たことなどを理由に、注目が集まるMagentoの開発について、6年の経験を持つ筆者が初歩の初歩から伝授します。第4回は、いよいよMagento 2系のインストールです。
Magento 2はダウンロードよりcomposerがオススメ
前回までは、Magento 1系の開発のおさらいとして記事を書いてきたが、今回からいよいよ本命のMagento 2の話をして行こう。
まずは、インストールだ。
Magento 1系は、他のオープンソースパッケージ同様、アーカイブファイルをダウンロードし、それをサーバ上に展開して使用するというよくあるタイプのインストールが主流だった。Magento 2系も同様にアーカイブファイルをダウンロードする方法も提供されているが、ここではcomposerを使った方法を紹介しよう。
私自身も、これまで何度もMagento 2をインストールしてきたが、配布ファイルのパッケージングのミスで、うまくインストールできないということがあった。 正直なところ、このダウンロードしてきて展開というタイプは避けるほうがよいのではないかと感じている。
開発者が開発する際にはcomposerを使って開発しており、配布形式としては最も安定しているように感じている。ダウンロード版ではうまくインストールできなかったが、まったく同じタイミングでcomposer版ならばなんの問題もなくインストールできたといったことが何度もあったという話だ。
1.インストールに必要な条件を満たしているか確認する
それでは、composerを用いたインストールについて示していくが、まずはMagento 2をインストールする上で必要な前提条件を満たしているかどうかを確認しよう。
ここに、執筆段階での最新版2.1.0の前提条件のページがあるので、以下の項目について確認していただきたい。
- Operating systems (Linux x86-64)
- Web servers
- Database server
- PHP
- Composer (latest stable version)
Operating systems (Linux x86-64)
すでに、32bit版のLinuxを使っているサーバは過去のメンテナンスを行っているもの以外では考える必要はなさそうなので大丈夫だろう。
Web servers
apache 2.2もしくは2.4。正式サポートとしてnginx 1.8以降となっている。 RedHat系、debian系ともに最新版を使用していれば標準リポジトリに含まれているので、特に問題はないだろう。
RedHat系であれば、
# yum install httpd # systemctl enable httpd # systemctl start httpd
Debian系であれば、
# apt-get install apache2
という感じだろう。
Magento 2をインストールする予定の場所は.htaccessによる設定変更が可能になるようにしておこう。
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株式会社EC技研 細川哲一(ホソカワ テツイチ)
株式会社EC技研所属。社会人になりたてのころWnnの開発者たちに仕込まれた生粋のオープン系技術者。プロジェクトBLUEなどと言うものにも参加してた頃にはUsogresなんぞという怪しいソフトを開発。好きなことばかりやってたせいで自分で起こした会社を潰してみたりとムチャぶりを発揮しつつ「ECやらんか?」と誘われて現在に至る。...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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株式会社トライアウト 藤江信之(フジエ ノブユキ)
株式会社トライアウト所属。コードは書けるが人とうまく付き合えず仕事がまわらない細川を見かねて手助けに入る。ウェブディレクターという肩書を持っている割にはやっていることは営業中心。Magentoの面白さにとりつかれ現在Magento啓蒙活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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