新卒の課題で作った「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」のFacebookページが一年を待たず45万いいね!のスマッシュヒットとなった詩歩さん。昨今では、「絶景」をテーマに、若い世代へのアプローチに悩む企業とのコラボを成功させ話題を呼んでいる。今回は、ビジネスとして見た「絶景」コンテンツの強みと、効果的な企業コラボレーションを生むヒケツについて話を聞いた。
SNSでは「ギャップ効果」が成功につながる
-前回記事でも説明がありましたが、写真を使ったPRは、自治体の観光などのプロモーションと好相性と思われますが、いかがでしょうか。

詩歩:その通りです。そのため、自治体さんとは何度もコラボさせていただいています。とくに印象に残っているのは、茨城県さんですね。 茨城では、ひたち海浜公園にネモフィラの青いお花畑がバーッと広がっている絶景が有名です。私がFacebookページを作った一年後くらいに、その写真を投稿しましたが、その後に人気が出て、ネイバーなどでまとめられました。その翌年、海浜公園の来場者数が非常に伸びたそうです。 茨城県さんは当時、都道府県の魅力度ランキングで最下位だったため、魅力を発信するために「いばらきイメージアップ大賞」を実施していました。それでその年はネモフィラの花畑が受賞し、その表彰式に私も呼んでいただきました。公園自体も、ネモフィラのお花畑を作った実績で表彰され、私はその公園を広めた功績で県知事さんから賞状をいただきました。
もちろんわたしだけの功績ではないですが、そういったことを経験して、「本当にみんな私の投稿を見て、絶景を見に行ってくれる人もいるんだな」と実感しました。それ以来、茨城県さんとはご縁をいただき、毎年、さまざまな企画を一緒に取り組ませていただいています。2016年はモニターツアーを一緒に開催しました。
-地方の魅力を発信したい詩歩さんの想いと、地方の隠れた魅力に、いわゆる「ギャップ萌え」するフォロワーの人たちの需要と供給がかみ合ったのですね。
詩歩:そうですね。これまであまり認知されていなかった茨城県さんに素晴らしい景色が合ったことで、「こんな絶景が茨城にあったんだ!」といった意外性が受けているんだと思います。また東京から近く、アクセスしやすいことも大きかったのではないでしょうか。

-仕事を提案する企業はどんな層に働きかけたいと思っているのでしょうか。
詩歩:私の場合は、「未婚で、自分にお金を使う層」との親和性が高いと思っています。ファミリー層と違い、ラグジュアリーなホテルに泊まったり、ちょっと良いエステに行ったりするような方をイメージしています。独身「貴族」まではいかないかもしれませんが、婚活に焦る前の女性たちですね。
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- この記事の著者
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早野 龍輝(ハヤノ リュウキ)
ビジネスジャンルを中心に取材、編集を行なう。得意ジャンルは不動産開発、メディア開発。1988年生まれ。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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