2017年3月に刊行した『売れるECサイトのすごい仕掛け』で各分野における2016年の動向を総括した専門家には、2017年のスタートはどのように見えたのか。定点観測を行うことで、EC業界の全体像が見えてくる(※本記事は、2017年6月25日刊行の『季刊ECzine 2017年夏号』に掲載したものです)。
Google Data Studioの レポート数が無制限に
1つめのトピックスは、データビジュアライゼーションツール「Google Data Studio」について。前回の定点観測でも取り上げたが、その際は作成できるレポート数が5つに限られていた。それが、2017年2月7日にレポートの数の上限が撤廃された。
「クライアントからも、これなら『社内のデータ共有基盤として使えるかも』という声を聞いています」
データビジュアライゼーションツールの特徴は、自動でリアルタイムにデータがビジュアライズされることから、それをもとに、次のアクションを起こせるというもの。
「広告代理店さんから上がってくる週次、月次の分厚いレポートとは用途が異なります。Google Data Studioのダッシュボードをパッと見て、たとえば、今展開中のキャンペーンの効果がわかる。効果がなければ、代理店さんに電話して、『すぐに対策をお願いします』といったことがリアルタイムに行えるわけです。
まだベータ版ですから、情報としては早いかもしれませんが、いち早く取り入れたところがアクションも早くなる。差がつくかなと思います」
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