EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。アナグラム田中さんに、運用型広告について聞きました。 ※本記事は、2021年6月25日刊行の『季刊ECzine vol.17』に掲載したものです。
レスポンシブ検索広告が新登場 Yahoo!広告の運用効率化に着手しよう
今回最初に紹介するのは、Yahoo!広告で5月12日より提供を開始した「レスポンシブ検索広告」について。同広告ではタイトル・説明文を構成するテキスト(アセット)を複数設定し、自動的に組み合わせた上でさまざまな広告文の表示テストを実施。その上で最適な広告が表出される仕組みとなっている。
「最大入稿件数はタイトル15件、説明文4件となっていますが、最低でもタイトル3件、説明文2件を入力すれば配信可能です。Google広告ですでにレスポンシブ検索広告を利用している場合は、違和感なく入稿作業も行えるでしょう。最適なタイトルと説明文の組み合わせを表示させるには、広告システム側の学習が必要です。取り組みが早いほど成果につながりやすくなりますので、すでにYahoo!広告を利用している方にはぜひ試していただきたいです」
レスポンシブ検索広告のアセット入稿にあたっては、どの組み合わせになっても違和感のない表現を気にかける必要がある。タイトルと説明文をひとつずつ組み合わせた際に文言が重複していないか、内容に齟齬や不足がないか確認した上で入稿し、長期的なスパンで成果を見ることも忘れてはならない。
「出稿してすぐに成果が出ない可能性もありますが、検索語句と広告文の関連性や広告掲載時のデバイス、掲載面などを判断し、自動で最適化を進めてくれるのが同広告の利点です。広告効果が見えるまでは辛抱強さも必要ですが、使える技術は使い倒して自らの作業を楽にすることも効率的な運用術のひとつと言えます」
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ECzine編集部 木原 静香(キハラシズカ)
立教大学現代心理学部映像身体学科卒業後、広告制作会社、不動産情報サイトのコンテンツ編集、人材企業のオウンドメディア編集を経験し、2019年に翔泳社に入社。コマースビジネスに携わる方向けのウェブメディア「ECzine」の編集・企画・運営に携わる。2025年4月1日より、ECzine 副編集長を務める。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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