三井倉庫ロジスティクスおよびT2は、日立産機システム(以下、日立産機)の空気圧縮機やサービス部品を自動運転トラックで輸送する実証を、6月から8月にかけて計3回実施した。走行区間は日立産機相模事業所から関西の物流拠点までの約456kmで、東名高速道路綾瀬スマートICから名神高速道路尼崎ICまでの約450kmにおいて、ドライバー監視下で自動運転を行うレベル2走行を実施した。

両社は2023年の資本業務提携以降、特定領域でシステムが運転を代替するレベル4の幹線輸送を見据えたオペレーションを検討しており、2025年7月からはレベル2トラックによる商用運行を実施している。今回の3社共同実証では、日立産機がルート選定や貨物手配、三井倉庫ロジスティクスがオペレーション構築の検討、T2が車両提供や走行データの検証を担当した。
同実証ではレベル4運用時にドライバーが乗降して無人・有人運転を切り替える拠点トランスゲート綾瀬の近隣を出発地に設定した。一般道の有人運転区間を短くすることで、ドライバーや車両配置の効率化および往復運行の検証を行っている。
三井倉庫ロジスティクスおよびT2は今後、確認した輸送工程や知見を踏まえ、日立産機製品の定期的な輸送を含めた自動運転トラックの継続的な活用可能性を検討していく。
