IRISデータラボは、LINE上で接客から決済までを完結できるコミュニケーションECプラットフォーム「Atouch」において、外部システムから「Atouch」の商品情報などを利用できる「Atouch OpenAPI」ベータ版を公開し、あわせて開発者向けドキュメントサイト「Atouch Developer Portal」を開設した。従来の「人が管理画面を操作するEC」から、基幹システムやAIエージェントなどと接続する「コマース基盤」への進展を目指す取り組みの第一歩として展開される。

今回公開されたPhase 1では、外部のシステムやアプリから「Atouch」の商品カタログへ安全にアクセスし、既存業務や新サービスへ組み込めるよう、商品情報やカテゴリー情報の取得に対応する。OAuth 2.1/PKCEによるアクセス制御やOpenAPI形式による仕様公開の他、仕様の確認や検証をブラウザー上で行える開発者ポータルを提供する。さらに、AIが仕様を理解しやすい情報提供フォーマット「llms.txt」による段階的な実証も開始された。

IRISデータラボは、操作の主体が人からAIエージェントへ移行する「AIネイティブなコマース」を見据え、将来的にはAI自身が仕様を理解してAPIを選択・利用できる環境整備を進める。また、基幹システムやAI事業者などとのパートナーエコシステム拡大に向け、連携開発に取り組む事業者の募集も開始している。
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