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しろうとEC〜「明日からEC頼むね」と言われた未経験者が、失敗を糧に最高のECをめざす〜

【新連載】「明日からEC頼むね」と言われたら?アルビオン榊原氏のEC導入失敗談に学ぶ、絶対条件

「高いなら安心」が生んだ失敗

 わからない恐怖から逃れたい。私は当時の上長に見積もりを見せ、半ば責任をおしつけるように、いちばん高額な見積もりを採用する許可を得ました。

 上長とて内容はわかりません。だから「高いなら安心だろう」という判断になる。私がそうミスリードしたように思います。いま思えば、これは組織としての失敗でした。わからない者が、わからないまま、金額の大きさを安全の根拠にしてしまったのです。

 ところが──。一晩で解約しました(笑)。

 決め手は、営業の勘でした。「組み立てを見直そう」、そう思ったのです。このとき支払った違約金は、私の不勉強に対する授業料だったと思っています。長年の営業の勘も捨てたものじゃなかったと今は思っています。

ウェビナーとセミナーに足しげく通った日々

 きちんと導入すべきECシステムを見定められるようになるべく、解約後はとにかくウェビナーとセミナーに足しげく通い、勉強しました。専門用語がわからないため、耳から入ってきた言葉を家に帰って調べる。その繰り返しです。

 実はこの時点で、ニューヨークのアナ スイ社からはShopifyを勧められていました。しかし当時(2016年頃)、日本ではShopifyという名前を耳にすることはほとんどありませんでした。

 ですから、私の選択肢には入っていなかったのです。それがウェビナーやセミナーで情報を得ていくうちに、がぜん、Shopifyも選択肢に入ってきました。

次のページ
EC導入で絶対守りたかった2つの条件

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この記事の著者

株式会社アルビオン 国際ブランド推進室 参事 榊原 隆之(サカキバラ タカユキ)

1991年入社以来 営業として全国の化粧品専門店、百貨店の営業を担当。現在はアナ スイ コスメティクス、ポール & ジョー ボーテの国内販売の責任者を経て現在はAX,DX推進。
2018年から同ブランドのブランドサイトの立ち上げから運営も担当し、コスメのみならずファッション、ファッション小物までも販売している。現場営業、...

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MarkeZine(マーケジン)
2026/10/15 07:30 https://markezine.jp/article/detail/77833

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