Shopify Japanは、9回目のプロダクトアップデート「Spring ’26 Edition: Everywhere」を発表した。同エディションでは、エージェンティックコマースの拡充を中心に、150を超える新機能やAI機能を導入した。主な内容は次のとおり。
・Shopify管理画面でAIチャネルを一元管理
事業者は管理画面上で「Agentic Storefronts」とインサイトを一元管理できるようになる。複数のAIチャネルから発生した注文・売上・コンバージョンを一覧で確認できるほか、「Search Intelligence」機能により自社商品が表示されているAI検索クエリと表示されていないクエリを把握可能。商品が会話で紹介されても購入につながっていない場合は、Sidekickが商品名への型番追加など改善ポイントを提示する。
Agentic Storefrontsにより、事業者はShopアプリに加えChatGPT、Microsoft Copilot、Google AI Mode、GeminiなどのAIプラットフォーム上で商品を管理・販売できる。
・Sidekickの機能拡張
管理画面ホームでは「Sidekick Pulse」が事業者ごとに最適化された提案カードを表示。また「Sidekick App Extensions」により、Loop、Klaviyo、Judge.me、Matrixify、Avia、Seguno等15以上のパートナーアプリをSidekickに接続できるようになる。
・キャンペーン自動運用「Campaign Autopilot」
設定した予算・ルールの範囲内で、有料・オーガニックキャンペーンを自動運用する機能。提供開始時はMeta、Shopアプリ、メールマーケティングに対応し、24時間体制でテストと調整を継続する。Microsoft Advertising、ChatGPT Ads、Snapchatへの対応も予定している。
その他の主な更新
- Storefront Agent:ストアの商品カタログ・ポリシー・ブランドボイスを理解したAIショッピングアシスタント。管理画面から有効化のみで利用可能
- Shopify Analytics:独自のカスタムデータを分析軸として利用可能になり、Shopify FlowからShopifyQLでデータ照会も可能に
- Quick Sale:モバイル向けかんたん販売機能を全対応国に展開
- 越境コマース機能:関税内訳表示、現地通貨対応ギフトカード、配送ラベル料金の現地通貨請求に対応
他にも、モバイル専用の販売機能「Quick Sale」のグローバル展開や、開発者向けに標準化されたコマースインターフェースを提供する「Universal Commerce Protocol(UCP)」、外部AIプラットフォームとの連携を支える「Shopify Catalog API」の刷新なども実施する。
一連の機能拡充により、消費者が買い物をする各チャネルへ自社商品を一斉に配信し、表示場所を管理することが可能になる。商品データ、店舗運営、取引を単一の統合基盤で一元化し、商品提示を行える仕組みを構築している。
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