Zoomの日本法人ZVC JAPANは、「Zoom Phone」のCRM連携対応を拡充した。新たに「Zoho CRM」との連携を開始したことにより、「Salesforce」や「HubSpot」に加え、中小企業向けのCRMに至るまで、日本国内で利用されている主要なCRMプラットフォームとの連携が可能となった。これにより利用中のCRM環境に応じた導入を可能にし、顧客情報とコミュニケーションデータの連携による、AIを活用した顧客対応や業務効率化を支援する。
「Zoom Phone」は、場所やデバイスを問わず電話、チャット、ビデオ会議が1つのアプリで完結するクラウド電話システムである。日本のユーザーは、050や03などの固定電話番号、0120や0800のトールフリー番号での発着信に対応する。さらに「Zoom AI」の搭載により、日本語での録音データの文字起こしや要約生成、通話内容を受けたフォローアップメールの下書き作成、タスク割り当てなどを自動で完結できる特徴を持つ。なお、AIを搭載した同製品の月間グローバルアクティブユーザー数は、2026年1月期(第4四半期)に前四半期比35%増を記録している。
導入実績として、民間企業から自治体まで採用されている。NECではグループ11万人に導入し通話関連コストを従来比で7割削減した他、みずほ銀行では活動記録の作成時間を、従来比で約3分の1に短縮した。光通信ではコールセンター全体への導入で通話関連コストを従来比で約8割削減できる見込みであり、奈良市では市民窓口の業務効率化と2026年秋の「Zoom Virtual Agent」導入に向けた採用が進められている。
