営業組織全体を強化するため欠かせない要素であるセールス・イネーブルメント。ファーストラインの営業マネージャーは、日々の営業活動の中でメンバーの成長をうながす重要な役割を担っています。しかし「教えたくても教えられない」という悩みを抱えるマネージャーも少なくありません。本連載では、amptalkで多くの企業のセールス・イネーブルメントを支援し、自身も営業マネージャーの経験を持つ兼原さんが、営業コーチングのメソッドやよくある課題、これから営業コーチングに挑戦するマネージャーに意識してもらいたいポイントを解説します。第3回は、営業スキルを向上させる「営業トレーニング」を解説します。
独り立ち後の「適用・熟達」がいちばんの課題に
第2回では、良い商談を生み出すスキルとナレッジ、商談構成を解説しました。しかしそれらを理解しても、実際の商談で実践することは容易ではありません。そこで日々の「営業トレーニング」が重要になります。
スキルを習得するためには「学習・記憶・練習・適用・熟達」という5つのステップが存在し、それぞれ適切なトレーニング方法があります。営業においても、そのステップが大きく変わることはありません。たとえば新入社員の場合、オンボーディング期間に「学習・記憶・練習」をこなし、独り立ち後の実際の商談において「適用・熟達」のステップに移ります。

このように営業トレーニングを大きくふたつに大きく分けたとき、多くの企業で問題となるのが独り立ち後の「適用・熟達」です。このステップではマネージャーの「フィードバック」がもっとも重要となります。しかし第1回でもお伝えしましたが、ファーストラインマネージャーがフィードバックの時間を確保できないことや、その手法を知らないことが、メンバーの商談スキル向上の大きなボトルネックになっているのです。
そこで今回は、営業スキルを向上させる「営業トレーニング」について、オンボーディング期の「学習」から独り立ち後の「熟達」まで順を追って解説していきます。
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amptalk株式会社 Director of Sales 兼原良太(カネハラ リョウタ)
2012年に大学を卒業後、新卒・中途採用の求人広告法人営業に従事。その後、規模拡大前の求人検索エンジンを運用する。Indeed Japanに参画し、オンラインセールスとして組織拡大に貢献。スタートアップに寄与したいとの思い、およびamptalkのプロダクトに共感しジョイン。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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