新型コロナウイルスの感染拡大は長期化している。景気は落ち込んでいるし、営業成績も上がらない。リストラの話も出始めている。先が見えない中、営業スタッフは不安でいっぱいだ。こんな時期はなかなか営業活動のモチベーションが上がらないものだ。ただ、下を向いていても状況は良くならない。なんとかしてプラス思考で気持ちを盛り上げていく必要がある。この時期の最適なモチベーションアップ方法について紹介させてほしい。
長引くコロナ禍、対面の「ガス抜き」も難しい
新型コロナウイルスはしぶとい。感染者数も減少したかと思えばまた増える。これからも長期的に付き合うことになるだろう。
多くの営業スタッフは苦戦している。人によっては「こんなに契約がとれないのは、初めてです」と嘆いている。それゆえに退職してしまったといった話も聞くようになった。
契約はとれないし、周囲の雰囲気も暗い。ニュースを見れば悪い話ばかり……。こんな時期はどうしてもモチベーションが上がらないものだ。
だからと言って、気分転換もやりにくい。
コロナ禍以前なら、お酒を飲める人であれば「飲んでパッと気分転換だ」ということもできた。飲めない人でも「仲間で集まって愚痴を言う」といったガス抜きもできただろう。
しかし、今は三密を避けなくてならない。普段の会話すら禁止されている。とにかく対面のコミュニケーションがとれないのだ。

雰囲気は暗く、気分転換もできないとなると、精神的にもきつい時期だ。こういったときこそ「モチベーションを上げる工夫」が必要になってくる。
今回は私が「ダメ営業スタッフ」時代にやっていたモチベーションアップ方法を紹介させてほしい。私は7年間、ダメ営業スタッフ時代を経験している。
今思えば「7年間いい勉強になった」と思えるが、23歳~30歳までの間は「この地獄が永遠続くのだろう」と絶望的になっていたものだ。
扱っていた商品は住宅。住宅は高額商品のため、そう容易に売れるものではない。ダメ営業スタッフということは、”契約ゼロ月”が長く続くということなる。3ヵ月、4ヵ月の契約ゼロは当たり前。契約が取れないまま6ヵ月、7ヵ月となると、精神的に追い込まれ普通の状態ではいられなくなるのだ。
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営業サポート・コンサルティング株式会社 代表取締役 菊原智明(キクハラトモアキ)
群馬県生まれ。大学卒業後営業の世界へ。「口ベタ」、「あがり症」に悩み、7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後訪問から”営業レター”に手法を変えたことで4年連続トップの営業マンに。2006年に独立、講演活動、研修を行っている。2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。2025年までに83冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。
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