悪い思い込みや良くない習慣から抜け出した途端「なぜこんなバカなことを続けていたんだ」と目が覚めた経験がないだろうか。私は何度もある。悪習慣をやめて本当に良かったと思う。カウンセリングなどで使われる、「Counter Example」というものがある。直訳すれば“反例”という意味で、思い込みをしている人に対し、真実ではなく単なる思い込みに過ぎないことを気づかせるものとして使用する。コロナ禍で仕事や生活スタイルを変えざるを得なくなった人も多い。ちょっと良くない習慣が身についてしまった人もいるかもしれない。この機会に、悪習慣を一掃して自分をバージョンアップしてみてはいかがだろうか。
コロナ禍で仕事や営業の妨げになる悪習慣が身についていませんか?
コロナ禍で働き方が一変した。自宅からオンライン営業をすることも今や珍しくないが、リモートワークでの営業にはメリットとデメリットがある。
通勤時間や移動時間が無くなり効率化する反面、監視の目がなくなる。これが怖い。どんなに意志が強い人でも「ちょっとサボるかぁ」と緩みがちに。たまになら良いが、習慣化すると抜け出せなくなり、仕事や営業活動の妨げになる悪習慣となってしまうこともある。
- ネットニュースと動画を見ないと目が覚めない
- ランチを食べたら30分以上昼寝をしてしまう
- おやつを食べないと集中が続かない
- 晩酌をしなければ1日が終わった気がしない
などなど。このような悪習慣は単なる思い込みであって、いざやめてみれば「なんでこんなことを続けていたのだろう」と不思議に思うケースも多い。
先日、中堅の住宅営業スタッフと会ったときのこと。
その営業スタッフは「リモートで営業するようになってからスナック菓子を頻繁に食べないと仕事に集中できなくなった」という。それが原因でたった半年で10キロほど増量。画面越しでも「太りましたね」と言われるようになった。成績も低下。家族からも引かれてしまうほど人相が変わったため、思い切って習慣を変えることに。
「集中が切れたらお菓子を食べる」→「集中が切れたらスクワットを10回する」
それからはみるみる体重が落ちて以前よりスリムになった。顔も凛々しくお客様受けも良い。成績は右肩上がりだという。
この営業スタッフは「お菓子を食べる習慣をやめてから何倍も効率良く仕事ができます。『お菓子を食べないと集中が続かない』なんて幻想でした」と言っていた。
このように「Counter Example」で思い込みから抜け出す。ひとつでも悪習慣を絶つだけで、一気に結果が出ることもある。
ここまでの話を聞いて「よくある『悪い習慣をやめれば良い』という話ね」と思った方もいるだろう。理解しても実際にやらなくては現状は変えられない。“知っている”のと”実行する”は似て非なり。まったくの別物なのだ。そこで、あなたにぜひやってほしいことがある。
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営業サポート・コンサルティング株式会社 代表取締役 菊原智明(キクハラトモアキ)
群馬県生まれ。大学卒業後営業の世界へ。「口ベタ」、「あがり症」に悩み、7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後訪問から”営業レター”に手法を変えたことで4年連続トップの営業マンに。2006年に独立、講演活動、研修を行っている。2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。2025年までに83冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。
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