トップ営業スタッフ、結果を出している人はどんなものにお金を使い、投資しているのか。少し考えてみると、「高い服や時計を買っている」「高級車を乗っている」「高級なレストランで食事をしている」といったイメージが浮かぶだろう。かつては、私もそのように思っていた。しかし、私が実際に出会ってきた本物のトップ営業スタッフたちはそういったものにお金をあまり使っていない。高級品ではなく、別のものに投資をしていたのだ。今回はトップ営業スタッフが何に投資しているのか、紹介させてほしい。
なぜトップ営業は“自腹を切る”のか
今まで多くの成功者やトップ営業スタッフとお会いしてきた。もちろん、きらびやかな高級品を身に着けている人もいた。しかし、長期間活躍している本物のトップ営業スタッフは贅沢品にあまりお金を使っていない。
清潔感はあるものの、持ち物や身に着けている物は普通。ただ、倹約家というわけでもなく、パッとお金を使う。とくに良いと思ったものは“考える前に買ってしまう”ことが多い。キチンと判断する前に支払いを済ませている、といった感じだ。
たとえば知人のトップ営業スタッフはまさに、すぐに買うタイプ。「この健康食品が良いですよ」という話題が出た途端、相手に「ちょっとすみません」と断りを入れてスマホを操作し、その場で購入する。とにかく行動が早いのだ。その営業スタッフは時々、届いた商品を見て「これは本当に自分で買ったのか?」とまったく思い出せないときもあるというが。
あるとき、その営業スタッフに私の著書を献本したところ、お礼を言ったうえで「もう1冊自分で買わせていただきますね」とその場でネットで注文してくれた。私としてはありがたいが、はじめのうちはこういった人たちの衝動的な行動を見て、「お金をたくさん稼いでいるからなのかな」などと思っていた。

しかし、理由はそうではなかった。トップ営業スタッフは“自腹を切ることで学びが多くなる”ことを知っていて、意図的に取り組んでいるのだ。
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営業サポート・コンサルティング株式会社 代表取締役 菊原智明(キクハラトモアキ)
群馬県生まれ。大学卒業後営業の世界へ。「口ベタ」、「あがり症」に悩み、7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後訪問から”営業レター”に手法を変えたことで4年連続トップの営業マンに。2006年に独立、講演活動、研修を行っている。2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。2025年までに83冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。
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