Amazon以外のECサイトでAmazonアカウントによるログイン・決済が行える「Amazon Pay」。2015年のサービス提供開始から2年、現在の導入事業者数は数千社にのぼる。「ECzine Day 2017 Autumn」に登壇したアマゾンジャパン Amazon Pay事業本部 事業部長の井野川拓也氏は、Amazon Payがもたらすメリットをさまざまな導入事業者の声を交えながら紹介した。
あらゆるECサイトでAmazon同様に簡単・安全な買い物を実現する決済サービス
Amazon Payは、Amazon以外のECサイトにAmazonアカウントを使ってログインし、決済できるサービスだ。ユーザー(購入者)は商品をカートに入れたあとに「Amazonアカウントでお支払い」ボタンをクリックするとAmazonのサインイン画面に遷移し、そのままAmazonアカウントに登録済みの住所やクレジットカード情報を利用して支払いまで完了できる。
Amazon Payを利用するユーザーのメリットとして、井野川氏は「利便性」「スピード」「安心感」の3点を挙げた。
「お客様は複数のIDやパスワードを使い分ける必要がなく、AmazonアカウントひとつでさまざまなECサイトを利用できるようになります。Amazonアカウントにサインインすれば登録されている住所やクレジットカード情報を使えるので、買い物のたびに入力する手間もありません。最短2クリックで簡単に注文が完了します」
3つめの安心感を支えるのは、Amazonの保証サービスだ。Amazon Payを利用して購入した商品なら、万一トラブルがあった際にもAmazonで購入した場合と同様の「Amazonマーケットプレイス保証」が適用されるという。
ZOZOTOWNなど大規模ECサイトも続々Amazon Payを導入
日本では2015年5月にAmazon Pay(当時のサービス名は「Amazonログイン&ペイメント」)のサービス提供を開始。以来、導入数は順調に伸びており、現在の導入事業者は数千社にものぼる。
導入事業者のジャンルはアパレルから家電、食品、ヘルス&ビューティー、さらにはプロスポーツチームと多彩で、サイト規模も大小さまざまだ。大規模サイトの例としては、ファッション通販大手のZOZOTOWN(スタートトゥデイ)が2017年4月に導入。同社は導入時にプレスリリースも発表しており、それによると「会員登録が面倒」「Amazonアカウントで購入できるようにしてほしい」といった顧客アンケートの声を受けてAmazon Pay導入を決定したという。
また、業務用厨房器具などを扱うテンポスや農機具販売のアグリズなど、BtoB事業者にも幅広く導入されている。
「当初はBtoB事業者様の利用を想定していなかったので、“嬉しい驚き”でした」(井野川氏)
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