EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。ヤプリの金子さんに、アプリについて聞きました。 ※本記事は、2021年9月24日刊行の『季刊ECzine vol.18』に掲載したものです。
クーポンよりもコンテンツ重視 教育機関のDXもアプリで
今やスマートフォンを介して多くの人が活用するアプリ。商用のみならず、多分野での利用も進む中、ヤプリでは新たに「Yappli for School」の提供を開始している。同ソリューションは、コロナ禍で授業のオンライン化が進む中、学生への情報伝達をサポートするものだ。
「企業だけでなく、教育機関にもDXの流れは生まれています。従来は掲示板に掲出していたような連絡事項も、情報収集の多くをインターネットから行うZ世代に対しては、アプリで直接届けたほうがより迅速に届けることができます」
教育機関においては、発信者と受け手の間で明確にアプリを利用すべき理由が存在するが、企業・ブランドと顧客の関係においては、アプリ利用の関係値を築くことも欠かせない。金子さんは、「魅力的なコンテンツの発信がより大切になっている」と説明する。
「機能を進化させることももちろん重要ですが、見ためやデザインで顧客に楽しんでもらう工夫を凝らすことも必要です。Yappliの『チェックインスタンプ』機能を活用するあるブランドでは、購入時に押すスタンプや台紙のデザインを毎月更新することで、スタンプを集めるために継続購入するファンがついています」
Yappliでは、曜日・時間に応じてアプリのデザインを変更できるようなアップデートも施している。人々の生活に寄り添い、その時々に合った情報を伝えることも顧客との関係構築には必要と言えよう。
「魅力的なコンテンツは、クーポン配布など割引施策以上に顧客からの支持獲得につながります。値引に頼らず、工夫できる点はないか考えてみるのもお薦めです」
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ECzine編集部 髙橋 希望(タカハシノゾム)
革靴販売に約7年間従事後、2021年よりECzineの編集者を務めています。コマースの現場で感じたことを活かしつつ、ECに関するさまざまな情報をお届けしていきます。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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