GiftXは、全国の正社員・会社役員8,000名のビジネス職(オフィス系7職種)に「ビジネス職生成AI活用実態調査(2026年版)」を実施した。
AI利用はビジネス職の約67%まで拡大。7割超が毎日から週数回で利用
ビジネス職の約67%が業務でAIを利用しており、AIは日常業務のツールとして広がりつつある。AI利用者の約77%は毎日から週数回の頻度で使っており、職種を問わず活用が進んでいることがわかった。
使い方の約7割は「チャット止まり」 AIエージェント化に到達したのは約1割
使い方の内訳は「チャットで質問・相談する」が28.1%、「チャットで文章・資料などを作らせる」が42.2%で、合わせて約7割がチャットでの利用にとどまる現状が浮き彫りになった。また、自社の情報を覚えさせて実行させる段階は19.3%、業務プロセスをAIエージェント化できている人は10.5%だった。
「役立つ」実感はあっても、明確な成果は約2割止まり
AIが「役立っている」という実感があっても、生産性・成果が「明確に上がった」と答えた人は約2割だった(生産性19.4%/成果・品質20.2%)。最も多かったのは「やや上がった」で、約5割を占めた。
成果の分かれ目は、業務の「AIエージェント化」
業務をAIエージェント化した層では、生産性が「明確に上がった」と答えた人が54%。チャットでの利用にとどまる層では14%で、約3.8倍の差がついた。成果・品質でも、AIエージェント化した層は44%に達した(他の段階は16〜19%)。自社の情報や業務手順を覚えさせて実行する段階でも一定の改善は見られるが、成果実感は、業務プロセスそのものをAIに任せる段階で伸びていることがうかがえる。
マーケティング職はAI利用が広い一方、成果実感には伸びしろ
マーケティング職はAI利用率が約74%と7職種中2位で、AI活用が比較的広がっている。一方で、生産性・成果が「明確に上がった」と回答した割合は7職種で最も低かった(生産性13%/成果14%)。AIエージェント化への到達率は11%で、他職種と比べて大きく遅れているわけではないことがわかった。
課題の1位は「AI活用が個人任せ」。それでも約6割は「もっと活用したい」
多くの人がチャット止まりで足踏みするのかの理由、個人の課題では、「どこまでAIを活用していいか判断できない」「出力の質が実務でそのまま使えない」「毎回の指示・調整に手間がかかる」が上位に並んだ。
また、組織側の課題でも、1位は「AI活用が個人任せになっている」だった。一方で、「AIをより積極的に活用したい」は約6割にのぼった。
【調査概要】
調査名:ビジネス職生成AI活用実態調査(2026年版)
調査主体:GiftX
調査方法:インターネット調査(外部Webパネル)
調査期間:2026年6月22〜26日
調査対象:全国の正社員・会社役員
‐事前調査:8,000名(全職種)でAI利用実態を把握
‐本調査:ビジネス職(オフィス系7職種)のAI利用者 669名
本調査 職種別内訳:経営・経営企画100名、マーケティング100名、営業100名、カスタマーサクセス100名、管理部門100名、エンジニア100名、デザイナー69名
※「明確に上がった」=生産性、成果・品質それぞれの5段階評価で最上位「上がった」を選んだ層(「やや上がった」は含まない)。
※本リリースのクロス集計は回答の関連(相関)を示すものであり、因果関係を証明するものではない
