営業活動におけるテクノロジーの活用が進められる一方、SFAやCRMが入力をするだけの管理/請求システムになってしまっているケースも少なくない。「SFAやCRMそのものがまだ企業に浸透していない」と語るのは、AI技術を軸に意思決定のサポートを行うサービスを提供しているストックマーク株式会社の原部智哉氏だ。さまざまな営業支援ツールがリリースされる中、受注確度を上げるためのサポートに注力したプロダクトAsalesについて話を聞いた。
「情報収集を便利にしたい」から生まれたAnews
――まずは原部さんのご経歴と、現在担当されている業務についてお聞かせください。
新日鉄住金ソリューションズで約7年間、会計系の基幹システムを開発していました。スクラッチ開発とパッケージ導入の両方を行い、要件定義から保守運用までをひと通り回せるようになったところで、新しいことにチャレンジしたくなり元NSSOLメンバーが多く在籍するストックマークへジョインしました。入社直後はAnewsというAI型ウェブニュースプラットフォームの初期開発とお客様のサポート業務に携わっていました。現在はAsalesというプロダクトのプロダクトマネージャー兼セールスを担当し、お客様の要望を伺ったり導入支援を行ったりしています。弊社の営業チームはマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスというSaaS型パッケージベンダーとしては一般的な組織構成で動いています。
――入社されて先ず担当されたAnewsは、AI技術によるWeb記事のレコメンドや未読記事のリマインドを行うプラットフォームですね。錚々たる企業が導入されているようですが、そもそもどういった背景で開発されたのでしょうか。
テクノロジーによって、ビジネスの世界が非常に不確定要素の高いものへ変化していることを感じ、情報収集の重要性が高まっていると感じていました。私自身も前職時代、目の前の業務へ集中し過ぎるあまり業界や海外の動向といった外部の情報をキャッチする機会を逃してしまうこともありました。その経験からも、「情報収集を便利にしていきたい」という想いを抱くようになり、テクノロジーを軸にしたコミュニケーションによって組織の情報感度が高まることを期待してAnewsというプロダクトを開発しました。
Anewsが行っていることは「AI×ビッグデータ」というより「AI×テキストマイニング」に近いです。「溜めたデータをどう活用していくか」というところに取り組んでいるのがビッグデータ、自然言語処理という分野でテキストに落ちたもの、「チーム・個人の興味や関心をニュースに含まれるテキストから分類する」といった解析を得意としているのがAnewsです。
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SalesZine編集部 渡辺佳奈(セールスジン編集部 ワタナベカナ)
1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、SalesZine編集部に所属。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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