組織に「スペシャリスト」と呼ばれる人がいた場合、頼もしい反面、最初はとっつきづらいかもしれない。今回お話を伺ったのはスマートニュースのデータサイエンティスト・小松孝裕さん、分析のスペシャリストだ。同社の広告事業を分析の力でサポートする小松さんに、ビジネスサイドがデータサイエンティスト、ひいては分析それ自体と上手に付き合うためのヒントを教えてもらった。
意思決定に役立つ分析で広告事業に貢献
――小松さんはデータサイエンティストとして、日々高度なツールや手法を駆使して分析を行われていると思います。もともと分析を専門的に学ばれていたのですか?
学生時代は環境エネルギーを専攻していたので統計や機械学習を専門に勉強していたわけではありませんでしたが、研究過程で統計解析を使っていました。そこで分析の面白さに目覚め、仕事でも使いたいと思い新卒でコンサルティングファームに入社し、企業のデータ活用を支援する業務に就きました。その後、データサイエンスチームのメンバーとしてスマートニュースにジョインして今に至ります。
データサイエンスチームでは「人の意思決定に役立つ分析をする」というミッションのもと、計5名のメンバーがそれぞれプロダクト開発やマーケティング、コンテンツ獲得のための分析を担当しています。私は広告事業部門の「広告営業」と「広告プロダクト」の2チームに向けて分析を行っています。広告の配信ログデータは膨大なぶんノイズが出やすく、意思決定にあまり関係のない情報も多いので、「膨大なデータから有益な情報を抽出すること」が私の最重要ミッションです。
データサイエンティストのやりがいは「貢献できるポイントがたくさんある」という点にあると思っています。データサイエンティストがいなかったころは手つかずだったり、なかなか突破できなかったりした課題に対して我々がアウトプットを出し、それが役に立ったと思ってもらえて、実際のアクションや意思決定につながるところが、やっていてすごく楽しいです。
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SalesZine編集部 渡辺佳奈(セールスジン編集部 ワタナベカナ)
1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、SalesZine編集部に所属。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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