Tokyo Otaku ModeのMDチームマネージャー 吉見晋平さんに、ECに関するトピックスを語ってもらいます。今回は、Instagramについて。
Tokyo Otaku Mode Instagram運用の現状
Tokyo Otaku Mode(以下、TOM)は、2015年11月現在、Facebookページに1,800万のLike!がついていることもあって、「Facebookページに力を入れている会社でしょう」と言っていただくことも多いのですが、Twitter、Tumblr、微博、InstagramなどほかのSNSも活用しています。Instagramは最近フォロワーが増えてきたこともあり、7月末から力を入れ始め、10月にはフォロワーが倍増、11月現在で8万超となっています。
Instagramのアカウントは全部で5つ持っていますが、とくに伸びているのが「Tokyo Otaku Mode」と「Tokyo Otaku Mode J-Fashion」です。TOMのお客様は、大きく2種類に分類できます。海外から毎月高額のフィギュアを買ってくださるようなロイヤルカスタマーと、日本のポップカルチャーの中の「かわいい」に惹かれ、ぬいぐるみや原宿系のファッションを買ってくださる女性ユーザーの方々です。それぞれ趣向が異なるため、別のアカウントで情報発信しています。
それぞれのSNSにおけるユーザーの年齢層は、日本ではFacebookに比べてInstagramのほうが若いユーザーが多いですが、TOMでは扱っているコンテンツが若い方に人気なのもあり、どちらも比較的若いユーザー層に支持されています。ただ、成長率やアクティブベースですとInstagramのほうが非常に高い数値が出ていますね。
Tokyo Otaku ModeがInstagramに力を入れる2つの理由
SNS運用における重要な指標は「エンゲージメント率」です。簡単に言うと、1,000人フォロワーがいて100人がLike!を押したら、エンゲージメント率は10%になります。Instagramが重要視されるのは、Facebook、Twitterの何十倍、何百倍のエンゲージメント率が出ているから。TOMのお客様はいわゆる「オタク」の方が多いので、深く刺さるコミュニケーションが重要になってきます。だからこそ、今、Instagramに力を入れているわけです。
もうひとつ、Instagramが重要である理由は、越境ECにおいて「非言語コミュニケーション」が重要であるからです。ECサイトを越境対策する方法は、サイトを多言語化することだけだとは考えていません。もちろん、言語対応は重要ですが、必要最低限の部分の翻訳がなされていればよく、写真や動画のような非言語コミュニケーションが重要になってきています。商品の良さを伝えるのに、すべての文章を翻訳するという発想をいったん置いておいて、クオリティの高い写真を10、20アップしてみてください。当社の実績では、そのほうがずっとリアクションが良くなっています。
非言語コミュニケーションの何がいいかと言うと、多言語対応の障壁がどんどん下がることです。英語の翻訳が終わったとしても、次は中国語、その次はインドネシア語……と、終わりがありませんよね。でも、非言語のアプローチをしていると、商品詳細ページはそれほど手を加えずに、どの国にも対応できたりします。Instagramは写真がメインのSNSなので、越境ECにも向いているわけです。
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Tokyo Otaku Mode Inc. EC事業部 MDチーム マネージャー 吉見晋平(ヨシミ シンペイ)
楽天株式会社入社後、パッケージメディア事業部にて音楽・映像コンテンツに関するB2Cのバイイング業務に従事。事業開発を通し、商品戦略やサプライチェーン戦略を担当し、シンガポールにて海外ECの立ち上げを行いました。2014年Tokyo Otaku Modeへ。日本のコンテンツを世界に発信するメディア運営、及びプロダクト...
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