モール出店者向け自動出荷物流サービス「EXPRESS」をリリースした、ECロボ。欧米企業では、自動化が進む分野だが、日本は手作業で対応している企業も多い。テクノロジーの活用により、EC事業者の仕事を減らすことができるのか。ECロボ代表の伊藤彰弘さんに話を聞いた。
ECの完全自動化を目指す!ECロボが手掛ける3つの事業
――まずは、伊藤さんのご経歴と御社の事業内容を教えてください。
大学の工学部を卒業してトヨタ自動車に入り、生産技術部という部署で開発に携わりました。その後、大手商社に転職し、インターネット関連の新規事業などを経て独立しました。当初はアプリ開発などを行っていましたが、もう少し落ち着いてできるビジネスをと考え、物流とECの2テーマに集中した会社を立ち上げました。
現在、ECロボでは主に、3つの事業を展開しています。ひとつはECの自動化システムの提供です。「AiR LOGI(エアロジ)」というクラウド型WMSサービスを開発し、ECの物流倉庫さんやECアパレルショップ運営会社さんなどが利用しています。今年の4月には、このWMSを利用した「EXPRESS(エキスプレス)」という自動出荷サービスもリリースしました。
ふたつめは、受注センターや受注処理、コールセンターなど、ECの運営代行です。柏にコールセンターがあり、上記のシステム提供とセットで請け負っています。
3つめが越境EC代行の「AiR Trade(エアトレード)」というサービスです。なかでも、欧米企業が日本向けに行う越境ECの代行を中心に行っています。たとえば楽天市場には、グローバルパートナーとして契約した欧米企業が、ドロップシップ形式で海外から販売できる特例があります。そのプロバイダとしてのサービス提供や、Amazonジャパンに出店する際の税関事務代理といったサービスを提供しています。
以前弊社では、Evernoteさんの物販サービスであるEvernote Marketの運営をしており、それをきっかけに欧米企業に特化した代行サービスを展開することになりました。
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松岡 亜希(マツオカ アキ)
フリーランスのライター&エディター。出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、Webサイト、企業広報などさまざまな分野で活動中。
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