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イオンマーケティングが外部支援を本格化 レジクーポン刷新・新基盤「MIXT Platform」を発表

 イオンマーケティングは2026年9月18日、メディア事業に関する報道向け説明会を開いた。同社はこれまでイオングループの支援を主業としてきたが、今回、共通ポイント「WAON POINT」の顧客基盤と購買データを用いた分析をグループ外の企業へ本格的に提供する方針を打ち出した。9月に新方式へ刷新したリテールメディア「イオンレジクーポン」や、2027年春に本格提供を予定する新基盤「MIXT Platform」も発表。常務取締役の長島弘明氏の説明を基に、事業の全体像を整理する。

グループ支援の機能会社が、外部企業にデータを開く

 イオンマーケティングは2009年、NTTドコモとの合弁会社として設立された。iモードの販促機能で顧客を会員化し、マーケティングに活用することが当初の目的だった。同サービスが終了した後、2016年にWAON POINTを立ち上げ、現在の事業の形になった。

 同社はイオンの顧客接点とデータを基盤にマーケティング支援を展開しており、事業の柱は次の3つだ。

  • 共通ポイントサービス(ポイント運営、加盟店の開拓・支援)
  • マーケティングサービス(マーケティングプラットフォームによるDX支援・分析支援)
  • メディアサービス(メディアの開発・連携、販促サービスの提供)
イオンマーケティングの事業全体図。共通ポイントサービス、マーケティングサービス、メディアサービスの3事業と、WAON POINTの購買データがCDPやBIを経てオウンドメディア・グループ外メディアに連携する流れ
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 イオンカード、電子マネーWAON、AEON Payなど決済手段ごとに分かれていたポイントは、現在すべてWAON POINTに統合されている。事業ミッションには「くらしに根ざした顧客理解を、『すべての企業』に」を掲げる。

 常務取締役の長島弘明氏は、これまではグループ向けの活動が中心だったが、今後は購買データやメディアの外部企業への提供を広げ、世の中の企業の成長に貢献していく方針を説明した。

画像を説明するテキストなくても可
イオンマーケティング株式会社 常務取締役(事業本部統括責任者) 長島 弘明氏

年間4,860万人にポイントを付与、4.4兆円分の購買を把握

 2026年8月末時点のWAON POINTの主な数値は以下の通り。

  • 登録会員数:1億684万人(性別・年代情報を登録している会員。複数カード所有者は重複してカウントされている場合がある)
  • 導入店舗数:全国4万6,507店舗
  • ポイント付与人数:年間4,860万人、月間3,266万人
  • 購買内容の把握人数:年間4,265万人(購買額4.4兆円)、月間2,668万人
WAON POINTの登録会員数1億684万人、導入店舗4万6,507店舗、年間付与人数4,860万人、月間付与人数3,266万人、購買内容の年間把握人数4,265万人・4.4兆円、月間把握人数2,668万人(2026年8月末時点)
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 購買データを受け取っているグループ企業のリアル店舗であれば、購買履歴から購買内容を把握可能だ。「単品〜ブランド〜カテゴリ」の購買実績に、性別・年代・家族構成といった属性、HML(ヘビー・ミドル・ライト)や新規・継続・離反などの購買量層を掛け合わせて分析できる。データ活用は個社・個店単位ではなく、業態を横断した単位で行うことを原則としている。

ID-POSの分析軸(なにを・どんな人が・いつ・どこで・どうやって)と、郵送DM、iAEONアプリ、Google/YouTube、LINEヤフー、Meta、TVer、SmartNewsなどオンライン/オフラインの配信面
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PII約3,500万人分で配信、店舗で扱わない商材にも対応

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この記事の著者

竹上 久恵(編集部)(タケガミ ヒサエ)

早稲田大学文化構想学部を卒業後、シニア女性向けに出版・通信販売を行う事業会社に入社。雑誌とWebコンテンツの企画と編集を経験。2024年翔泳社に入社し、MarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/10/08 08:30 https://markezine.jp/article/detail/77712

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