DATAFLUCTは、データ分析AIエージェント「Airlake BI Agent」を活用し、伊藤忠食品の営業活動を支援する「営業支援AIエージェント」の検証を開始した。営業担当者を資料作成や情報検索といった準備業務から解放し、提案や得意先との対話に集中できる環境作りが目的だ。対話型検索や提案資料の自動生成など4機能の有効性を検証する。

食品卸業界では多数の商品SKUから提案する必要があるが、知識やノウハウの共有はOJTを中心とした個人同士のやりとりとなる場合が多く、組織全体で知見を活用できる仕組みが求められていた。
対話型検索は日本語の指示でデータ解析とグラフ生成を行い、資料抜粋機能は営業関連資料から必要な情報をチャット形式で抽出し、根拠となるスライドのリンクや実画面を表示する。AI企業分析は得意先の企業分析資料や実績データを解析し、数値とテキストの双方から示唆を生成する機能だ。
本検証で新たに取り組む提案資料の自動生成では、AIが過去の提案資料をRAG検索して提案骨子・仮説コメントを生成し、編集可能なPowerPointドラフトとして出力する。たたき台をAIが用意し、人が仕上げる分業体制により、提案準備時間の削減を目指す。
7月末から検証システムの構築を開始し、利用ログとフィードバックを蓄積しながらデータ・機能・精度を段階的に高度化。12月からは営業現場での検証利用を始め、提案資料生成機能の高度化やデータ統合の拡張など実運用を見据えた展開を予定している。
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