2025年2月から段階的にAI機能を拡充
同社のAI化は2025年2月、購入に適したタイミングを提案する機能のβ版提供から始まった。以降、商品比較・レビュー要約支援(同年5月)、対話型検索支援(同年7月)、AIチャット機能(同年10月)と段階的に機能を積み増し、2026年2月にユーザー向け包括支援機能(後の「Agent i」)、3月にストア向け「Yahoo! EC Pilot」を投入した。
2026年5月に提供を始めた、AIが複数商品を自律的に比較・提案する「AIおまかせ比較」は、同社によれば訪問ユーザーの37%が利用しているという。6月には、メモやスクリーンショットから商品を提案する「AIお買い物メモ」を公開し、リリースから1カ月で月間利用者数が約12倍に伸びたと説明した。いずれも自社集計の数値であり、外部機関による裏付けは示されていない。
9月以降、ユーザー向けに3つの新機能
同社は2026年秋以降に向けて、ユーザー向けに3つの新機能を投入する計画だ。
・AIお届け予報(9月30日提供開始予定):ストアの過去の配送実績データをもとに、配送状況や見通しをAIが要約して伝える。配送遅延時には問い合わせ導線も案内する。
・AIおまかせコーディネート(9月提供開始予定):ユーザーが選んだ商品をもとに、複数スタイルのコーディネート画像をAIが提案する。初回リリースは、AIによる画像合成でブランドロゴがずれるなどのリスクを考慮し、事前に了承を得た協力店舗に限定してのスモールスタートとなる。
・ヤフショメイク(仮称、秋過ぎ提供予定):長期記憶機能を用いて過去の行動履歴や注文情報からレコメンドを行う。
このほか、9月中旬開催の「爆買ウルトラSALE」に合わせたキャンペーンを行う。事前にお買い物メモへ欲しいものに関する情報を登録しておけば、セール当日にクーポン等を提案するキャンペーンを検討中だ。
