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Sales Tech ホットトピックス

「ハーネス」を握る者がAI時代を制する──米国最前線レポート【福田康隆氏×石野真吾氏】

なぜ「自社の人材」に投資すべきなのか

石野 ハーネスが勝負どころとなると、それを作り込める人材が必要になります。業務とAI、双方を理解する人材は米国でも限られていると思いますが、どう確保しているのでしょうか。

福田 人材は完全に取り合いになっていて、結局足りませんよね。大手でもこの1ヵ月でさまざまな動きがありますが、結論としては「自社の人材に投資するしかない」というところに行き着くと思います。

 これからは、ファンデーションモデルの上に各業界特化のマイクロバーティカルなAIエージェント企業が次々と現れてくるはずです。ただ、それを導入したからといって、すぐに使えるわけではありません。自社の業務とAIをつなぐ「通訳者」のような人材が必要になります。

 これまでのIT開発のように、コンサルに丸投げするのではなく、業務もわかり、AIにも触れられて、「この業務はこういうプロセスにすべきだ」と設計できる人をどう確保、育成するかが鍵です

石野 そしてこれは、エンジニアであればできる、というものでもないですよね。自分たちでもやってみて感じるのですが、むしろ業務を理解している人がいかに使いこなせるかの方が、事業へのインパクトは圧倒的に大きい。

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福田 プログラミングを学ぶときと同じで、コードが書けるかどうかではなく、論理的にプロセスを考えられるかどうかなんですよね。プログラミング的な思考が持てる人なら、AIエージェントの設計もできる。すごく地味な話なんですが、結局そこに尽きるのかなと思います。

石野 これまでのシステムは業務支援が中心でしたが、AIエージェントは業務自体を代替するものになる。だからこそ、それを外注だけで完結することのリスクが大きいということですね。最後に、来場された皆さんへメッセージをお願いします。

福田 この業界の移り変わりは非常に激しく、数ヵ月後にはまた常識が変わっている可能性も十分にあります。私自身も毎月のように現地へ足を運び、常に最新の動向を追っておりますので、また新たな情報がアップデートされましたら、皆さまに共有できる機会を設けたいと考えております。

 皆さまのフィードバックもいただきながら、海外の優れた企業を日本へ誘致し、同時に日本企業の方々を海外の最先端企業の方と引き合わすなどしていきたいので、ぜひ今後ともよろしくお願いします。

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この記事の著者

宮田華江(編集部)(ミヤタハナエ)

立教大学社会学部メディア社会学科卒業。2016年翔泳社に入社、MarkeZine・ECzineなどの広告営業を担当。2019年1月に営業組織をテクノロジーで支援するウェブマガジン「SalesZine」を立ち上げる。2020年4月、SalesZine編集長就任。ビジネスメディアの統合を担い、2026年...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2026/06/19 07:00 https://markezine.jp/article/detail/53206

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