営業組織には事業活動を維持・発展させるために高い数値目標が設定される。しかしマネジメントや戦略が不明瞭・不十分だと無駄な仕事が増えてしまい、いつしか「目標は達成できないことが当たり前」という風土が生み出されてしまう。2024年1月25日開催のSalesZine Day 2024 Winterに登壇したソフトブレーン 川上大樹氏は、「目標達成が当たり前となる営業組織」に必要な要素として「型」と「しくみ」に着目。そのふたつを用いて営業組織を強化し、目標達成を支える営業パーソンを最速で育て上げるための方法論を解説した。
プロセスマネジメントを中核に「型」をつくる
ソフトブレーンは、SaaS型SFA/CRM「eセールスマネージャー」と、営業スキルアップ教育やコンサルティングを提供し、企業の営業活動効率化や生産性向上を支援している。「我々は営業の方法論としくみを提供することで、真の営業DXを提供しています」と川上氏。その中から今回は「育成」に軸足を置き、目標を達成するための組織をつくり上げる方法を解説した。

まず川上氏は、目標達成できる組織にするために育成が必要な理由として「スーパー営業パーソンではない限り『指導』が必要で、指導した結果として『行動変容』が現れ、『成果』が生まれます。その3つの歯車がかみ合ってこそ個人が目標を達成でき、組織の目標達成につながるのです」と説明。そして目標を達成するためには「型」=目標達成に向けた育成の方法論と、「しくみ」=SFA/CRMなど育成状態を把握するためのデジタルツールが必要だと解説した。
製造・金融・流通など業種を問わず、BtoB企業を中心に、300社以上の営業課題解決の実績を持つ。新規顧客開拓の営業に従事するともに、営業課題解決セミナーでの講演活動を多数行っている。
ソフトブレーンでは営業の「型」を学問としてとらえ、東京大学や筑波大学、中央大学と産学共同研究を実施している。「できる営業パーソンは、再現性が高い手法を無意識のうちに実践しています」と川上氏。その特性を検証・分解し、プロセスマネジメントを中核としたメソッドを研究しているのだ。
たとえば受注目標が5,000万円の場合、「契約を獲得してこい」「今どうなっているんだ?」と結果を軸に管理・評価するのが結果マネジメント(結果管理)だ。一方プロセスマネジメント(工程管理)では「5,000万円を達成するには、受注単価が200万円だから受注が25件必要」と、目標達成までのプロセスで何が必要か科学的・数値的に落とし込み、足りない要素を補足していく。このプロセスマネジメントを営業に導入することが、営業の「型」をつくる基本となる。
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石田仁志(イシダヒトシ)
IT系フリーライター、記者。IT系の業界紙で記者として15年活動、編集部門のトップを経てフリーに。エンタープライズ系からTech系、組込み系まで幅広い領域を取材。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
提供:ソフトブレーン株式会社
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
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