「持続的な購入」を目指す、コンバージョン率最適化=CROについて解説していきます。第18回は、スマホアプリについてです。継続的に使ってもらう、魅力的なショッピングアプリを作るには?
「持続可能な購入」の象徴、スマホアプリ
深い洞察は不要。アプリに勝る「継続可能な購入」はありません。なぜなら、わざわざダウンロードをして、スマホの画面に常駐させておくわけですから、大きな動機と習慣的な購買行動が約束されています。アプリを用意しましょう。
でも、ちょっと待った。
たくさんお金が掛かりそうだし、誰に頼んだらいいのかわかりません。はい。時間と費用はきちんと投資しないといけませんし、何をしていいのかわからなかったら飛びつくことはやめましょう。流行り病の熱病に浮かされるすんでのところにいるアナタ、「そもそも」からおさらいしてみませんか。
そもそも、スマホ最適化は必要なのか
単なるレスポンシブ(ウェブデザイン)なんて、「スマホ最適化」とは言えません。
些細な例ですが、パンくずリスト、スマホに出しますか? あるお客様と上図のようなやりとりをしたことがありました。
以前、Google Glassを引き合いに出し、「Googleがレスポンシブを推奨している」説に異を唱えもしました、やはり、デバイスの表示に合わせて縮小したり折り返したりするのではなく、そのデバイスを利用する場面に合わせたコンテンツとエクスペリエンスを提供すべきだと固く信じています。
「レスポンシブ」に対して「アダプティブ」という考えかたがあります。アダプティブとは、年齢・性別・職業はもちろん、暮らしている場所、働いている場所、移動手段なども理解して最適なUI/UXを提供しようというものです。
たとえば、近所のコンビニへひとりジャージで行くのと、お友達と遠くのモールへ行くのでは、買うモノそのものから予算から準備から、いちいち異なりますよね。前者は「買物」でしかないけれど、後者は「ショッピング」と言ってしまうくらい、心持ちが大きく異なっています。「買物」と「ショッピング」で各々に最適な伝えかたをする、それがアダプティブです。
居場所によって、ネットショップか実店舗か案内を変えられたらいいですよね。移動中とそうでない時では、コンテンツの質と量を変えられたら、もっと可能性が広がります。気温や天候によって、酷寒豪雨の時はネットショップを案内するけれど、穏やかなお日柄ならコーディネイトと店舗までの道順を提示するとか。
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- この記事の著者
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株式会社インフォプラス マーケティングソリューション部 シニアコンサルタント 佐藤英俊(サトウ ヒデトシ)
インフォプラスでは、カジュアル担当。衣料品産業専門ということではなく、人間が形式ばっていないという意味である。「ABテスタ」の生みの親でもあり、モノ作りや新規事業に経験が深い。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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