セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、「Agentforce Coworker」を発表した。

同サービスは、「Salesforce」に組み込まれ、各種業務場所で動作する自律型のAIチームメイトである。「Data 360」を原動力に、商談や取引先、サービス履歴など同社プラットフォーム上の多様なデータと接続する。企業が既に信頼している既存の権限やセキュリティ、ガバナンスコントロールをそのまま継承して動作する。例えば、営業現場では次の業務を完了できる。
- 顧客サポート履歴や利用データの分析、割引約束の有無の確認
- 顧客にパーソナライズされたカスタム更新提案書のドラフト作成
- 「Tableau」など他エージェントと協働した売上チャート作成やフォローアップメールの自動起草

同機能は、単一の会話からAIエージェント、カスタムエージェント、CRMアクション、外部システムなどを呼び出し、それらをオーケストレーションして複雑な業務を完了する。ユーザーの指示を待たず、不在時もバックグラウンドで動き、営業、サービス、マーケティングの各部門を支援する。
さらに、ヘッドレス設計により、「Salesforce」上だけでなくSlack、Teams、ChatGPT、Claudeなど、日常的に使うマルチ環境で同一のAIとして動作する。
1,300個のカスタムオブジェクトを持つ企業への導入事例では、複数システム間で45〜60分を要していたデータ分析が、20分の初期設定で実行可能となった。
利用を開始するには、「Salesforce」の設定画面から「Agentforce Coworker」を検索し、トグルをオンにする。なお、設定画面上の表記は、7月中旬までは日本語UIで「エージェンティックエンタープライズ検索」と表示され、それ以降は最新の日本語名称に順次更新される。
