PLAN-Bは、TikTokをきっかけとした購買プロセスの傾向を探るため、TikTokで見つけた商品を購入した経験がある500名を対象に「TikTok起点の購買行動調査」を実施した。
約9割が購入前に追加で情報収集を実施。外部の情報源も活用して比較・検討
「TikTokで発見した商品について、購入する前に追加で情報収集をしたか」と質問したところ、92.2%が何らかの情報収集を実施していた。
その内容を見ると、「ECサイトのレビュー(Amazon・楽天など)」(39.4%) が最も多く、次いで「Googleなどの検索エンジン」(38.4%)、 「TikTok内の他の投稿」(33.6%)、「TikTok以外のSNS」(30.2%)が続いた。
TikTokは商品との出会いや興味喚起の役割を担う一方、購入前には外部の情報源なども活用しながら比較・検討を行うユーザーが多いことがわかった。
購入先はAmazonとTikTok Shopが同水準
「TikTokで知った商品の購入先」(複数回答)では、「Amazon」(41.2%)が最も多く、「TikTok Shop」(40.6%)、「楽天市場」(30.6%)と続いた。 一方、「その中で最も利用した購入先」(単一回答)では、「TikTok Shop」(31.4%)が最多となり、「Amazon」(24.8%)、「楽天市場」(16.6%)が続いた。
TikTokで商品を知り、そのままTikTok Shopで購入する行動が一定程度定着しつつあることがうかがえる一方で、Amazonや楽天市場など外部ECで購入するケースも多く、TikTok起点の購買は複数の外部ECチャネルへ広がっていることが明らかになった。
また、最も利用した購入先について、その購入先を選んだ理由としては「レビューや口コミが充実」(33.4%)が最も多く、次いで、「使い慣れているため安心」(29.0%)、「配送や返品対応への安心感」(28.2%)が続いた。
購入先を選んだ理由をECチャネル別に算出してみると、「TikTok Shop」を選ぶ人はレビューや商品情報、価格といった商品そのものに関する情報を重視する傾向が見られた。一方、「Amazon」を選ぶ人は、購入手続きや配送・返品対応など購入体験全体の安心感を、「楽天市場」を選ぶ人は、ポイント利用や日頃から利用している安心感を重視する傾向がうかがえる。
こうした結果から、購入先は価格だけでなく、各ECチャネルが提供する価値やユーザーの利用習慣に応じても選択されている傾向が確認された。
TikTok Shopで購入できる場合でも、購入先は分かれる結果に
TikTok Shop以外の購入先を利用する人(394人)を対象に、「購入した商品がTikTok Shopでも購入できた場合」を仮定し、どちらの購入先を選ぶかを調査した。その結果、「他の購入先」が38.1%、「TikTok Shop」が34.3%となり、「TikTok Shop以外」を選ぶ人がわずかに多い結果となった。
TikTok Shop以外を選ぶ理由としては、「慣れている他の購入先を利用したい」(45.3%)が最も多く、次いで、「ポイントや会員特典を利用したい」(38.0%)、「安全に購入できるか不安」(20.0%)などが続いた。
買いたい商品さえあればTikTok Shopで購入したいと思う人も一定数いることが明らかになったと同時に、現時点では、日頃の利用習慣やポイント制度など既存ECの強みが購入先の選択に影響している実態が浮き彫りになった。
【調査概要】
TikTok起点の購買行動調査 2026
調査期間:2026年7月3~4日
調査対象:TikTokで見つけた商品を購入したことがある10代~60代の男女500名
調査方法:インターネットアンケート調査
※グラフの数字は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある
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