セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、千葉銀行が新営業支援システムとして、「Agentforce Financial Services」(旧名称:Financial Services Cloud)、「Data 360」(旧名称:Data Cloud)、「MuleSoft」を採用したことを発表した。
千葉銀行は、第16次中期経営計画において「提案力の強化」および行員が顧客対応以外の業務に費やす時間の削減、散在する顧客データの統合を経営課題に設定。50個のAIエージェント群の稼働とAIエージェントを同僚として2000人分の労働力を創出することを目標に掲げている。
AIの本番運用で成果を出すには、顧客データ・業務ロジック・ガバナンスが一体となったプラットフォームが必要不可欠と判断し、今回の導入に至った。採用された製品と役割は次のとおり。
- 「Agentforce Financial Services」:新営業支援システムの中核として、顧客管理や営業支援の包括的なAIプラットフォームを担う。
- 「Data 360」:データを移動せず統合するゼロコピーアーキテクチャにより、行内の多様なデータを統合してAIの判断を支える。
- 「MuleSoft」:「Agentforce Fabric」による連携機能を備え、基幹システムや他システムとのデータ連携やAPI開発・運用を担う。
初期フェーズでは銀行の営業担当者を対象に、顧客管理・案件管理・活動管理を一元化する新営業支援システムとして導入。将来的にはグループ全体の営業支援基盤へと展開していくことも検討している。
2028年2月の稼働後はデジタル・リモート・対面のすべてのチャネルを連携した統合顧客ビューを実現し、AIエージェントが定型業務を担い、判断や人ならではの対応が求められる場面では行員へエスカレーションする運用の構築を目指す。
