SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

BtoB Synergy FORUM powered by MarkeZine & SalesZine

エンタープライズセールス事例

売れない1年を越えてMRR6倍へ。カリスマ営業不在で見出した、エンプラ開拓の「型」と集団学習型チーム

カリスマ営業不在で成果を生む「一体感」のカルチャー

──トップセールスの属人的なスキルに頼らない仕組みが印象的ですね。そうした組織作りにおいて、マネージャーとして工夫していることはありますか?

 ディグルのエンタープライズ開拓は、一人のトップセールスが成功事例や成果を生み出したのではありません。いわば「カリスマ営業」がいない状態で「型」を生み出し、チームで成果を出してきました。メンバーに恵まれているのが一番の要因ですが、そのうえでマネージャーとして、チーム全員が同じ目標を掲げることを意識しています。

 SaaS企業は隣接部門との摩擦が生じやすいと言われますが、明らかな衝突が起こっているケースは少ないのではないでしょうか。むしろ、次のプロセスへ完璧な状態で引き継ごうとしたり、自組織だけでトラブルを解決しようとしたり──。気遣いによる分断が多いのではないかと思います。

 思い遣りによって事業の成長が妨げられてしまうのは、あまりにもったいないですよね。そこで共通目標があれば、お互いに頼り合ったり、時には指摘や鼓舞をし合ったりする大義名分が生まれます。こうしてチーム内はもちろん、事業部を越えて横串で施策を行う場面でも、一体感が生まれています。

 今、ディグルの雰囲気は非常に良いと感じています。ほかのメンバーの成功を心から喜べるのは、当たり前のことではありません。悔しさや嫉妬を感じて当然です。それらを飲み込んでチーム全体を盛り上げる今のチームは、さらに高い目標を目指せると感じています。スポーツでもビジネスでも、ひとつにまとまったチームは強いですから。

──最後に、今まさにエンタープライズ開拓に取り組んでいる営業マネージャーへ、メッセージをお願いします。

 エンタープライズ開拓は求められる基準が高く、時間軸も長期化しやすい傾向があります。逆に言えば、それ以外はSMB・MM領域のセールスと大きく変わりません。

 重要なのは、営業マネージャーや経営層が「成果が出るまで年単位で取り組む」という覚悟を持つこと、そして当たり前のことを当たり前にやり切る遂行力です。

 自分たちの強みや提供価値への理解、顧客への解像度を最大限に高め、仮説を立て、もし間違っていた場合はすぐに調整するPDCAを回し続けてください。いつとは言えませんが、諦めずに継続すれば、将来的に必ず成功すると信じています。

──本日はありがとうございました!

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
エンタープライズセールス事例連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

高橋 愛里(編集部)(タカハシ アイリ)

新卒で総合情報サービス企業に入社し、求人広告の制作に携わる。2023年翔泳社入社。SalesZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/07/17 07:30 https://markezine.jp/article/detail/77085

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング