DGフィナンシャルテクノロジーの子会社で後払い決済事業を手掛けるSCOREは、後払いで注文した利用者が商品到着後にクレジットカード決済へ切替が可能な、新決済サービス「スコアあとからカード」の提供を正式に開始した。あわせて、本サービスの仕組みに関する特許(特許番号:第7876048号)を取得したことも発表した。
定期通販では初回購入時のカード入力によるカゴ落ちや、後払いの未払いによる継続率低下が課題となっていた。「スコアあとからカード」はこれらを解決するもので、通販事業者は既存の「後払いAPI」連携のみで導入でき、開発・運用工数を抑えられる。切替時の割引や文面は自由に設定可能だ。パイロット版では、従来の切替施策が1%未満にとどまるケースもある中、最大25%のカード切替率を記録した。
具体的な仕組みとしては、利用者が商品を確認してからカード情報を登録でき、次回以降の定期便も同カードで自動決済されるというものだ。これにより、都度カード情報を入力する手間やコンビニへ足を運ぶ手間がなくなる。なお、同サービスの導入には「スコア後払い」または「ベリトランス後払い」の利用が必要となる。
SCOREのヒアリングによると、定期通販におけるクレジットカード決済のLTVは後払いと比較して平均約3割高い傾向にあり、新規獲得後の継続率改善や収益構造の安定化が期待されている。今後はECプラットフォームとの接続拡大や購入後の接点を活用したLTV改善支援への機能拡充を進める。さらにデジタルガレージグループ各社とも連携し、EC構築、不正利用対策、CRM、データ活用など、決済前後の領域まで含め一気通貫で支援する計画だ。
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