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米国ホリデーシーズンのオンライン売上は前年比8.7%増・過去最高の2,414億ドルを記録/アドビ調査

 アドビは、2024年のホリデーシーズン(2024年11月1日~12月31日)のオンラインショッピングデータを公開した。同調査はアドビのアクセス解析ソリューション「Adobe Analytics」を通じて得られたオンラインでの商取引データに基づいている。

モバイルショッピングがけん引 売上は過去最高に

 2024年のホリデーシーズンのオンライン売上高は、前年同期比8.7%増の2,414億ドルとなり、オンライン売上高の過去最高を記録した。特にスマートフォン経由の売上が54.5%を占め、モバイルショッピングの成長が顕著だった。クリスマス当日には、モバイルでの購入がオンライン販売全体の65%を占めた。

主要カテゴリーと売上

 オンライン売上の半数以上は、次の3つのカテゴリーが占めた。

  • 電子機器:553億ドル(前年比8.8%増)
  • アパレル:456億ドル(前年比9.9%増)
  • 家具・家庭用品:292億ドル(前年比6.8%増)

 成長率が最も高かったのは食料品(前年比12.9%増)と化粧品(前年比12.2%増)だった。そのほか、目立った成長を見せたカテゴリーには、スポーツ用品(78億ドル、前年比7.4%増)と玩具(82億ドル、前年比7.8%増)が挙げられる。

値引き競争が需要を刺激

 今シーズンは、大幅な値引きが消費者の需要を引き出した。電子機器(最大30.1%オフ)、玩具(28%オフ)、アパレル(23.2%オフ)、コンピューター(22.8%)などの割引が顕著で、これが総売上の拡大に寄与した。また、テレビ、家電スポーツ用品では値引き率が過去最高を記録した。

 特に高額商品の販売数が全体で21%増加しており、カテゴリー別ではスポーツ用品(54%増)や電子機器(48%増)が目立った。

 今シーズンのアドビのデータでは、価格が1%下がるごとに、2023年シーズンと比較して需要が1.029%ずつ増加することがわかっている。

生成AIが新たな購買アシスタントに

 生成AIを活用したチャットボット経由の小売サイトへのトラフィックが、前年の1,300%増加した。サイバーマンデーには使用率が1,950%増加し、アドビの調査によると特に「最もお得な情報を探す」「オンラインで特定の商品を素早く見つけるため」といった用途で活用された。

後払い決済の利用は引き続き増加

 後払い決済(BNPL)の利用額は過去最高の182億ドル(前年比9.6%増)に達した。スマートフォン経由の利用が79.1%を占め、消費者の支払い方法の多様化が進んでいる。サイバーマンデーでは9億9,120万ドルの売上を記録した。アドビの調査によると、電子機器(57%)やアパレル(51%)購入に後払い決済を活用する傾向にある。

売れ筋商品と消費動向

  • 電子機器:テレビ、Bluetooth対応ヘッドフォン/スピーカー、スマートウォッチ
  • アパレル:ダウン/フリースジャケット、ブーツ、財布
  • 家具:ホリデー装飾品、寝具/リネンセット、収納ソリューション
  • 玩具:レゴセット、カード/ボードゲーム、ぬいぐるみ

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2025/01/20 07:30 https://markezine.jp/news/detail/75063

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