Firework Japanは、アイスタイルリテールが運営する「@cosme SHOPPING」において、花王のプレステージブランド「KANEBO」の商品詳細ページへ「AI Shopping Agent」を導入するプロジェクトを始動した。
このプロジェクトは、動画コマースプラットフォーム「Firework」をベースとした「Firework Retail Connect」を活用するもので、同システムにおいて化粧品領域では初の取り組みとなる。

昨今の物価高などを背景に生活者の購買において「失敗したくない」という意識が高まる中、購入単価が高く情報ニーズが複雑な化粧品ECでは接客の高度化が求められている。今回の取り組みでは、消費者の質問に対してAIが公式動画クリップを提示しながら回答することで、オンライン上でも購入直前の不安や迷いを解消し、より深い商品理解と納得度のある購買体験を促す。
基盤となるプラットフォームは、ブランドが持つ動画や商品データを複数の小売ECへ一斉配信できる仕組みとなっており、小売側の登録・運用工数を削減する。また、ブランド提供情報を優先的な知識ソースとして動作するため、生成AIで懸念される不正確な情報の生成リスクを抑制し、信頼性のある接客が可能である。
同プロジェクトは、スポーツ用品ECにおける第1弾の実績に続く展開であり、ブランドにとっては自社チャネルを超えた体験の統制、小売企業にとってはページ上での接客高度化を両立する。Firework Japanは、今後も動画とAIを融合させたコマースの形を各業界へ広げる計画である。
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